佐藤琢磨は、インディ500のプラクティス7日目を12番手タイムで終えた。No.5のKVレーシング・テクノロジー-ロータスに乗る佐藤琢磨は、伝説的な全長2.5マイル(約4km)のスピードウェイで227mph(約363.2km/h)を越す227.054mph(約363.2km/h)を記録。このセッションならびに総合の順位で、チームにとって最上位となる12番手につけた。
2度目となるインディ500の予選に挑む佐藤琢磨は51ラップを走行。今年の通算周回数はチームでもっとも多い174ラップとなった。2011年インディ500の予選は、24番グリッドまでを決める土曜日のポールデイで幕開けする。翌日曜日に行なわれるバンプデイでは残る9つのグリッドを決める。100周年記念となる今年のインディ500は5月29日に決勝レースが開催される。佐藤琢磨「今日のテストも順調でした。レースセットアップと予選用セットアップについて、たくさんのことを試しました。いろいろなことを試したことで理解が深まり、全体像が見通せるようになったことはよかったと思います。予選までにまだやらなければいけないことが残っていますが、今日は有意義な1日となりました」