F1ロシアGPは、2023年からサンクトペテルブルク近郊のイゴラ・ドライブ・サーキットに移動することを決定。ソチでのレースは来年が最後となる。昨年、F1レースを開催するために必要なFIAグレード1ライセンスを取得したイゴラ・ドライブ・サーキットは、2023年からF1ロシアGPを開催する。最近この地域を訪れていたF1の会長兼CEOのステファノ・ドメニカリは、今回の決定を明らかにした。
「ロシアのパートナーとの共同の集中的な作業とイゴラ・ドライブの詳細な評価に続き、F1が2023年からその素晴らしいサーキットでレースをすることを発表できることを嬉しく思う」とステファノ・ドメニカリは語った。「サンクトペテルブルクに感銘を受け、イゴラ・ドライブでのロシアグランプリは素晴らしいイベントになると信じている」ロシアで2番目に大きな都市であるサンクトペテルブルクから約50キロに位置するイゴラ・ドライブ・サーキットは、ティルケGmbhが設計。全長4kmで15のターンを有する。2014年冬季オリンピックの開催地を拠点とするソチの臨時サーキットでは、今年で8回目のF1ロシアGPが開催される。