今シーズン限りでのF1引退を決めたニコ・ロズベルグは、数年後にF1復帰するようなことはないと主張した。今年、悲願のF1ワールドチャンピオンを獲得したニコ・ロズベルグは、そのわずか5日後にF1引退を発表して世界を驚かせた。ニコ・ロズベルグの代理人としてメルセデスの契約交渉に一役買っていた元F1ドライバーとのゲルハルト・ベルガーは、まだ31歳のニコ・ロズベルグはそのうち“退屈”を感じて、またF1に戻ってくる可能性があると語っている。
元F1ドライバーのステファン・ヨハンソンも、ミハエル・シューマッハやキミ・ライコネンと同様、ニコ・ロズベルグもF1に復帰することはありえると述べている。だが、ニコ・ロズベルグは「いや、完全に終わりだ」とコメント。「僕の決断は取り消し不可能だ。僕にとっては終わったことだ」だが、これまで11年間にわたって戦い続けてきたF1を恋しく思うことはあるのではないかと質問されたニコ・ロズベルグは「それはあると思う」とコメント。「でも、復帰はないね。おそらく僕はF1で何か別の役割を担うことになると思う。僕にとっては世界最高のスポーツだからね。でも、これからの僕は父親であり夫だ。今年は家族と過ごせる時間が本当に少なかったからね」「これから長いバケーションに行くつもりだし、2〜3か月後に何か新しいプロジェクトのことを考えることにする」