ダニエル・リカルドは2021年からマクラーレンへの移籍が決定。今シーズン限りで離脱することになったルノーF1チームに感謝の言葉を語った。ダニエル・リカルドは、2019年にレッドブルを離れてたルノーF1チームに加入。だが、初年度は表彰台に上がることができず、ドライバーズランキング9位でシーズンを終えていた。
5月第2週に入り、2021年のドライバー市場は大きく動いた。5月12日(火)にはセバスチャン・ベッテルが今シーズン限りでフェラーリを離脱することを発表。後任にはマクラーレンのカルロス・サインツが起用されることが決まった。そのマクラーレンの空席にダニエル・リカルドが座ることが決定した。「ルノーF1チームとの時間、そして、受け入れられてくれたチームに心から感謝している」とダニエル・リカルドはコメント。「でも、僕たちはまだ終わってはいないし、今年グリッドに戻るのが待ち切れない。僕の次のチャプターはまだここではない。力強く今シーズンを終えよう」「メルシー(ありがとう)」レッドブルのジュニアプログラム出身のダニエル・リカルドは、2011年シーズン途中にHRTからF1デビュー。翌年から2年間をトロロッソで戦った後、2014年にレッドブル・レーシングに昇格。初年度にセバスチャン・ベッテルを上回る成績を見せ、7勝を挙げたが、マックス・フェルスタッペンに傾倒していったレッドブルを離れ、2019年に新たな挑戦を求めてルノーF1に移籍。しかし、ルノーF1には期待された競争力はなく、2年の契約を全うした後、マクラーレンに移籍することになった。マクラーレンは2021年からメルセデスのF1エンジンを搭載。ダニエル・リカルドはランド・ノリスとチームを組む。