ダニエル・リカルドは、彼の前任で同じオーストラリア出身のマーク・ウェバーがレッドブルと難しい関係にあったことを心配してはいないと述べた。5年間レッドブルで過ごしたマーク・ウェバーはチームとたびたび緊張関係にあり、今年の“マルチ21騒動”や2010年のF1トルコGPでの接触などの小競り合いでは、レッドブル内にセバスチャン・ベッテルを支持する派閥があることをほのめかしていた。
マーク・ウェバーの逆なでするようなアプローチとは反対の方向でいくかと質問されたダニエル・リカルドは「まったくその通りだね」とコメント。「彼の経験を脇に置いてあそこに行くことはできないよ」「彼のチームとの関係は100%クリーンなものではなかったと言っていいと思う。でも、僕たち二人がオーストラリア人だからといって、同じ紙切れを持ってそこに行くというわけではない」「新たなアプローチを採るつもりだし、そうしなければならない」「自分自身の利益のために、積極的にそこに入って、自分のために全力を尽くすつもりだ。それが影響することはない」また、ダニエル・リカルドは、マーク・ウェバーの方がベッテルよりもメカニカル面のトラブルが多かったとの認識を退けた。「マークに故障があったときにレッドブルに電話して“どうしてあのようなことが起こった?”と聞いたわけではない」「詳細を知っているわけではないけど、僕が見た限りでは、あれは不運だったと思う」「そう感じているし、彼らが一人のドライバーの人生を難しくしたいと思う理由なんてないと思う」「もちろん、セブは4度のワールドタイトルを獲った男だし、僕はチーム内での立場を築かなければならないけど、彼らは僕のためにドアをオープンにしてくれると思っている」
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