ダニエル・リカルドは、過去に期待に応えられず放出されたドライバーがいたことによるプレッシャーは感じていないと述べた。レッドブルは、今年セバスチャン・ブエミとハイメ・アルグエルスアリを放出し、ダニエル・リカルドとジャン・エリック・ベルニュをトロ・ロッソのF1シートに昇格しさせた。
過去にはヴィタントニオ・リウッツィやスコット・スピードもレッドブル若手ドライバーとして成功を収められず放出されている。レッドブルとトロ・ロッソのそのような“冷酷さ”に畏敬の念を抱いているかと質問されたダニエル・リカルドは、すでに自分自身に厳しいプレッシャーをかけているため、それ以外にプレッシャーは感じていないと述べた。「そうだね、結果を出さなければいけないというプレッシャーは感じているけど、それはレッドブルからのプレッシャーだけではなく、自分自身へのプレッシャーだ。それは今年だけでなく、4〜5年前にレッドブルに加入したときから感じているものだ」「でも、その前からもレッドブルに入れるように自分自身にプレッシャーをかけてきた。そういうことはキャリア全体であると思う。基本的に、このレベルに到達するためには全てのドライバーが自分自身にプレッシャーをかけている」「レッドブルから更なるプレッシャーはあるかもしれないけど、ワールドチャンピオンになりたいなら、パフォーマンスを発揮できなければならないのはわかっている。それができないなら追い出されるし、ワールドチャンピオンには値しないと思う。それが僕たちの仕事だ」ダニエル・リカルドは2011年、レッドブルのリザーブドライバーを務めながらフォーミュラ・ルノー3.5でシーズンをスタートし、イギリスGPからHRTで参戦するという忙しいシーズンを過ごした。そのため、今シーズンはトロ・ロッソだけに集中できることを嬉しく思っているとダニエル・リカルドは述べた。「クリスマスからそれだけに集中できている」「特に去年はかなり激しかったからね。トロ・ロッソ、ワールドシリーズ、そしてHRTをやりくりしていた。関連するかなり多くの移動があったしね...」「今年はよりうまく準備できるし、仕事とトレーニングにより多くの時間を注いで、中断されることなく集中することができる」
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