アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が2026年F1モナコGP予選でポールポジションを獲得した。Q3終盤の激しいタイム更新合戦を制し、1分12秒051を記録してマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とルイス・ハミルトン(フェラーリ)を抑えた。アントネッリはQ3最初のアタックでトップに立ったものの、セッション終盤にはシャルル・ルクレール、フェルスタッペンが相次いでタイムを更新。しかし最後のアタックで1分12秒051を叩き出し、モンテカルロで自身初のポールポジションを手にした。
フェルスタッペンを0.043秒差で抑えたアントネッリフェルスタッペンはレッドブルで1分12秒094を記録し、アントネッリからわずか0.043秒差の2番手に入った。ハミルトンはフェラーリで3番手となり、トップから0.2秒強の差でフロントロウには届かなかった。地元の期待を背負ったルクレールは波乱のQ3となった。複数回のアタックを途中で取りやめた後、一時はトップタイムを記録したが、最後のアタックで首位奪回を狙った際にウォールにヒットし、4番手にとどまった。ハジャーが5番手、マクラーレン勢は7・8番手アイザック・ハジャー(レッドブル)は堅実な走りで5番手を獲得。ジョージ・ラッセル(メルセデス)は難しいセッションとなり6番手に入った。マクラーレン勢はオスカー・ピアストリが7番手、ランド・ノリスが8番手。ピエール・ガスリー(アルピーヌ)が9番手、リアム・ローソン(レーシングブルズ)が10番手でQ3を終えた。ウィリアムズ勢はQ3進出ならずアレックス・アルボンとカルロス・サインツJr.のウィリアムズ勢はQ3進出を逃し、11番手と12番手に終わった。ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)が13番手、フランコ・コラピント(アルピーヌ)が14番手に続いた。アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)は15番手、ガブリエル・ボルトレト(アウディ)は16番手。ボルトレトはQ1でバリアに接触した影響により、Q2には出走しなかった。ハース勢は苦しい予選となり、エステバン・オコンが17番手、オリバー・ベアマンが19番手でQ1敗退。両者の間にはセルジオ・ペレス(キャデラック)が18番手で入った。バルテリ・ボッタス(キャデラック)は20番手、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソとランス・ストロールは21番手と22番手に沈んだ。Q1:ルクレール最速 ボルトレトのクラッシュで赤旗予選最初の18分間は、22台が一斉にコースへ向かう混雑したスタートとなった。全車がソフトタイヤを装着し、フェルスタッペンのみ少し遅れて走行を開始した。最初のアタックではシャルル・ルクレールが1分14秒141を記録して首位に立ち、ランド・ノリスとアンドレア・キミ・アントネッリが続いた。交通量の多い中でアタックしたフェルスタッペンは5番手だった。その後もルクレールはタイムを更新し、1分13秒293まで短縮。セッション中盤にはジョージ・ラッセルが17番手まで沈む場面もあったが、徐々に順位を回復した。終盤にはガブリエル・ボルトレトがヌーベルシケインでバリアに接触してストップ。黄旗の後に赤旗が提示され、セッションは残り2分11秒で再開された。最後のアタックではカルロス・サインツJr.が10番手まで浮上。一方でエステバン・オコンが17番手へ後退し、セルジオ・ペレス、オリバー・ベアマン、バルテリ・ボッタス、フェルナンド・アロンソ、ランス・ストロールとともに敗退した。■ Q1敗退17位 エステバン・オコン(ハース)18位 セルジオ・ペレス(キャデラック)19位 オリバー・ベアマン(ハース)20位 バルテリ・ボッタス(キャデラック)21位 フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)22位 ランス・ストロール(アストンマーティン)Q2:フェルスタッペンが終盤に最速タイムQ2開始直後には、ピットレーンでサインツJr.がフェルスタッペンの進路へ出そうになり、ウィリアムズのアンセーフリリースが記録されたものの、審議対象にはならなかった。ボルトレトを除く15台がコースへ出ると、まずフェルスタッペンがトップに立ったが、ルクレールが1分12秒928で更新。さらにノリス、そしてアントネッリが1分12秒778を記録して首位に浮上した。フェルスタッペンはアントネッリから0.062秒差まで接近したものの、アントネッリは再びタイムを更新。ラッセルは8番手付近に留まり、チームメイトほどの速さを見せられなかった。終盤に入るとガスリーが10番手へ浮上。その直後、フェルスタッペンが1分12秒499を記録してトップを奪還した。アイザック・ハジャーも3番手に入り、レッドブル勢が存在感を示した。下位勢は逆転できず、アルボン、サインツJr.、ニコ・ヒュルケンベルグ、フランコ・コラピント、アービッド・リンドブラッド、ボルトレトが敗退した。■ Q2敗退11位 アレックス・アルボン(ウィリアムズ)12位 カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)13位 ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)14位 フランコ・コラピント(アルピーヌ)15位 アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)16位 ガブリエル・ボルトレト(アウディ)Q3:アントネッリが最後の一撃で初ポールポールポジションを争うQ3には、メルセデス、フェラーリ、レッドブル、マクラーレンの2台に加え、ガスリーとリアム・ローソンが進出した。最初のアタックではアントネッリが1分12秒375を記録してトップに立つ。フェルスタッペンはわずか0.001秒差の2番手につけ、ハミルトンが3番手だった。一方のルクレールは最初のアタックを中断したためタイムを残せず、単独でコースへ向かう戦略を選択。しかし次の周回もトラフィックに阻まれた。それでもルクレールは渾身のアタックで1分12秒351を記録し、一時的にポールポジションへ浮上。地元モナコで4度目のポール獲得へ期待が高まった。しかし最後のアタックでフェルスタッペンがトップを奪うと、ハミルトンも2番手へ浮上。その直後、アントネッリが1分12秒051を叩き出し、再び首位を奪還した。ルクレールは最後のアタックで逆転を狙ったが、タバックでウォールに接触。そのままラスカス付近でマシンを止め、挑戦は終わった。アントネッリはフェルスタッペンを0.043秒差で抑え、モナコで自身初となるポールポジションを獲得。ハミルトンが3番手、ルクレールが4番手に続いた。■ Q3結果1位 アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) 1分12秒0512位 マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1分12秒0943位 ルイス・ハミルトン(フェラーリ) 1分12秒2794位 シャルル・ルクレール(フェラーリ) 1分12秒3515位 アイザック・ハジャー(レッドブル)6位 ジョージ・ラッセル(メルセデス)7位 オスカー・ピアストリ(マクラーレン)8位...
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