キミ・アントネッリ(メルセデス)が、2026年F1マイアミGP予選でポールポジションを獲得した。1分27秒798を記録し、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とシャルル・ルクレール(フェラーリ)を抑えて、グランプリ予選では3戦連続のポールとなった。スプリントではペナルティにより6位へ後退したアントネッリだったが、予選では終始上位につけ、Q3最初のアタックで週末最速ラップを刻んだ。フェルスタッペンは最後のアタックで迫ったものの0.166秒届かず、ルクレールが3番手、ランド・ノリスが4番手に続いた。
アントネッリがQ3最初の一撃で勝負を決めるQ3は各車がトラックエボリューションを待つ形で静かな立ち上がりとなった。マクラーレンは、Q2でノリスにブーストの問題が出ていたことを認めたが、Q3ではその影響は解消され、ノリスが序盤にトップタイムを記録した。フェルスタッペンはそのノリスを0.002秒上回り、さらにルクレールがトップに立った。しかし、その流れを断ち切ったのがアントネッリだった。メルセデスのルーキーは1分27秒798を記録し、この週末最速となる暫定ポールタイムを叩き出した。アントネッリは最後のアタックでは更新できなかったが、他のドライバーもそのタイムには届かなかった。フェルスタッペンは最終盤に2番手へ浮上したものの、差は0.166秒。ルクレールは3番手に後退し、ノリスが4番手で2列目に並ぶ。マクラーレンは苦戦しながら上位確保スプリントで勝利したノリスは、予選でも有力候補と見られていたが、Q2では風とブーストの問題に苦しんだ。一時は9番手に沈み、Q3進出にも緊張感が漂ったが、最終的には7番手でQ2を通過。Q3では4番手まで挽回した。一方、オスカー・ピアストリはQ1で危うく敗退しかけた。中古ソフトで走行を続けた影響もあり、終盤に順位を落としたが、アービッド・リンドブラッドがわずかに届かず、16番手で辛うじてQ1を突破した。決勝グリッドは7番手となり、アントネッリからは0.7秒以上離された。アルピーヌが再び上位進出アルピーヌはスプリント予選に続いて好調を維持した。フランコ・コラピントは8番手、ピエール・ガスリーは10番手に入り、マイアミでのペースが一時的なものではないことを示した。その間にアイザック・ハジャー(レッドブル)が9番手に入り、トップ10を締めくくった。ジョージ・ラッセルは5番手、ルイス・ハミルトンは6番手となり、メルセデスとフェラーリはそれぞれ上位に1台ずつを送り込んだ。ヒュルケンベルグは復調もQ3届かずスプリントをDNSで終えたニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)は、予選で11番手まで挽回した。Q3進出には届かなかったが、トラブルからの立て直しを見せた。12番手にはリアム・ローソン、13番手にはオリバー・ベアマン、14番手にはカルロス・サインツ、15番手にはエステバン・オコンが続いた。アレクサンダー・アルボンは16番手に終わり、無線で不満をあらわにした。Q1ではリンドブラッド、フェルナンド・アロンソ、ランス・ストロール、バルテリ・ボッタス、セルジオ・ペレス、ガブリエル・ボルトレトが敗退。ボルトレトは終盤にようやくコースへ出たが、ブレーキから出火してマシンを止めることになった。アントネッリ「本当にうれしい」「またポールを獲れたのは素晴らしい一日だった」とアントネッリは語った。「スプリントではうまくいかず、明らかに難しい一日の始まりだった。でも、立て直せたことが本当にうれしい。いい予選だった」「Q3最後のラップでは少し興奮しすぎたけど、最初のラップで十分だった。本当にうれしい」2026年F1マイアミGP決勝は、現地時間5月3日(日)16時にスタートする。2026年 マイアミグランプリ 予選結果1.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)3.シャルル・ルクレール(フェラーリ)4.ランド・ノリス(マクラーレン)5.ジョージ・ラッセル(メルセデス)6.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)7.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)8.フランコ・コラピント(アルピーヌ)9.アイザック・ハジャー(レッドブル)10.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)11.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)12.リアム・ローソン(レーシングブルズ)13.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)14.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)15.エステバン・オコン(ハースF1チーム)16.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)17.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)18.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)19.ランス・ストロール(アストンマーティン)20.バルテリ・ボッタス(キャデラックF1)21.セルジオ・ペレス(キャデラックF1)22.ガブリエル・ボルトレト(アウディ)