2023年F1第20戦メキシコGP(メキシコシティGP)の予選が現地時間10月28日(土)にエルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われ、シャルル・ルクレールがポールポジションを獲得。カルロス・サインツが2番手に続き、スクーデリア・フェラーリがフロントローを独占した。フェラーリ勢はFP3でルクレールが13番手、サインツが15番手で終えており、Q1とQ2でも上位に食い込むことはなかったが、Q3で突如頭角を現した。
ルクレールは、Q3で1分17秒166をマーク。1分17秒166のベストタイムをマークして今季4回目、通算22回目、前戦アメリカに続く2週連続のポールポジションを獲得した。2番手には0.067秒の僅差でチームメイトのカルロス・サインツが続き、フェラーリがフロントローをロックアウトした。3番手には0.097秒差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が続くという僅差の戦いとなった。チームメイトで母国レースのセルジオ・ペレスは5番手だった。そして、復帰2戦目のダニエル・リカルド(スクーデリア・アルファタウリ)が大健闘の4番グリッド獲得。トップとの差は0.216秒。Q2では、PU交換によって最後尾への降格が確定している角田裕毅がスリップストリームを与えるアシスト役に徹するチームワークをみせた。角田は15番手で予選を終えている。6番手はメルセデスのルイス・ハミルトン。チームメイトのジョージ・ラッセルは8番手。7番手はマクラーレンのオスカー・ピアストリ。チームメイトのランド・ノリスはQ1敗退で19番手。マクラーレンはQ1の最初の走行にミディアムタイヤを選んだが、最後のアタックでフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)がスピンを喫してイエローフラッグが提示され、その煽りをうけてQ1敗退を喫した。9番手にはバルテリ・ボッタス、10番手には周冠宇と今週末好パフォーマンスを見せているアルファロメオ勢が2台揃ってトップ10入りを果たした。Q2ではアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)が一時9番手に浮上するも、セッション終了後にトラックリミットをとられてタイムを抹消。14番手に降格。ローガン・サージェントは最下位20番手だった。メキシコグランプリの決勝は、日本時間10月30日(月)の午前5時からフォーメーションラップが行われる。2023年 F1メキシコGP 予選 結果・タイム 順位NoドライバーチームQ1Q2Q3 116シャルル・ルクレールフェラーリ1分18秒4011分17秒9011分17秒166 255カルロス・サインツフェラーリ1分18秒7551分18秒3821分17秒233 31マックス・フェルスタッペンレッドブル1分18秒0991分17秒6251分17秒263 43ダニエル・リカルドアルファタウリ1分18秒3411分17秒7061分17秒382 511セルジオ・ペレスレッドブル1分18秒5531分18秒1241分17秒423 644ルイス・ハミルトンメルセデス1分18秒6771分17秒5711分17秒454 781オスカー・ピアストリマクラーレン1分18秒2411分17秒8741分17秒623 863ジョージ・ラッセルメルセデス1分18秒8931分17秒6731分17秒674 977バルテリ・ボッタスアルファロメオ1分18秒4291分18秒0161分18秒032 1024周冠宇アルファロメオ1分19秒0161分18秒4401分18秒050 1110ピエール・ガスリーアルピーヌ1分18秒9451分18秒521  1227ニコ・ヒュルケンベルグハース1分18秒9691分18秒524  1314フェルナンド・アロンソアストンマーティン1分18秒8481分18秒738  1423アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分18秒8281分19秒147  1522角田裕毅アルファタウリ1分18秒890No Timw  1631エステバン・オコンアルピーヌ1分19秒080   1720ケビン・マグヌッセンハース1分19秒163   1818ランス・ストロールアストンマーティン1分19秒227   194ランド・ノリスマクラーレン1分21秒554   202ローガン・サージェントウィリアムズNo Time  
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