2022年F1最終戦(第22戦) アブダビグランプリのフリー走行2回目が11月18日(金)にヤス・マリーナ・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)がトップタイムをマークした。トワイライトレースとなるF1アブダビGPでは、予選と決勝と同じ時間帯で行われるFP2が唯一のセットアップを定義できるセッションとなる。
太陽がヤス・マリーナ・サーキットに沈み始めた現地時間17時に60分間のFP2セッションは始まった。最終的に投下照明に照らされたサーキットは、FP1と比べて気温は5度低い29度、路面温度は10度低い34度まで下がった。また、路面コンディションはセッションを通して大きく進化していった。ほぼ全ドライバーが、ミディアムもしくはハードでコースに出た後、ソフトでのショートランを行ったあと、ミディアムとハードを主体としたロングランというプログラムを実施した。FP1セッションでは大部分のチームがルーキーFP1の消化に使用したため、FP2から走行を開始する8名のドライバーは忙しくプログラムを進めた。セッションでは重大なインシデントは見られなかったが、何人かのドライバーがワイルドなスライドを起こした。セバスチャン・ベッテルは、ターン7で大きなロックアップに見舞われてイエローフラッグを出し、ダニエル・リカルドは、終了間際にマクラーレンの小さなオイル漏れに見舞われた。フリー走行2回目のトップタイムをマークしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)。1分25秒146というタイムをマークした。2番手には0.341秒差でジョージ・ラッセル(メルセデス)。ソフトでの走行はセクター1では最速だったが、大きなスライドを起こして、残りのラップで後退した。3番手タイムはシャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)。ターン3でロックアップしてこの日3度目のコースアウトを喫したが、マシンにダメージは追わなかった。4番手のルイス・ハミルトン(メルセデス)はオーバーステアに見舞われて0.615秒差の5番手。セルジオ・ペレス(レッドブル)とカルロス・サインツJr.(フェラーリ)が続き、3強チームがトップ6を占めた。ベストオブ・ザ・レストの7番手にはエステバン・オコン、8番手にはフェルナンド・アロンソとアルピーヌF1勢が続き、ライバルのマクラーレンのダニエル・リカルドが8番手、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)を挟んで、チームメイトのランド・ノリスが10番手に続いた。角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)は15番手。チームメイトのピエール・ガスリーは19番手でセッションを終えた。F1アブダビGP フリー走行3回目は11月19日(土)の19時30分(現地時間14時30分)から行われる。2022年 F1アブダビGP フリー走行2回目 結果・タイム 順位Noドライバーチームタイムギャップ周回 11マックス・フェルスタッペンレッドブル1分25秒146 25 263ジョージ・ラッセルメルセデス1分25秒4870.34127 316シャルル・ルクレールフェラーリ1分25秒5990.45330 444ルイス・ハミルトンメルセデス1分25秒7610.61522 511セルジオ・ペレスレッドブル1分25秒8520.70626 655カルロス・サインツJr.フェラーリ1分25秒9320.78631 731エステバン・オコンアルピーヌ1分26秒0380.89228 83フェルナンド・アロンソアルピーヌ1分26秒0430.89729 93ダニエル・リカルドマクラーレン1分26秒1240.97814 1077バルテリ・ボッタスアルファロメオ1分26秒3001.15429 114ランド・ノリスマクラーレン1分26秒3771.23128 125セバスチャン・ベッテルアストンマーティン1分26秒3951.24928 1324周冠宇アルファロメオ1分26秒4791.33330 1418ランス・ストロールアストンマーティン1分26秒5471.40127 1522角田裕毅アルファタウリ1分26秒6801.53430 1623アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分26秒7501.60429 1747ミック・シューマッハハース1分26秒8391.69326 1820ケビン・マグヌッセンハース1分26秒9151.76925 1940ピエール・ガスリーアルファタウリ1分27秒0361.89029 206ニコラス・ラティフィウィリアムズ1分27秒2622.11630
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