2020年の2回目のF1プレシーズンテストが2月26日にスペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットでスタート。アルファロメ・レーシングのロバート・クビサが午前中のトップタイムを記録した。第1週目はパフォーマンスよりも新車のシステムチェックや信頼性を築き上げることに焦点が置かれたが、最後のプレシーズンテストとなる今回のテストでは、各チームが開幕戦に向けてパフォーマンスを重視したセッティング作業により専念することになる。
午前中のトップタイムを記録したのはアルファロメオ・レーシングのロバート・クビサ。53周を走行してピレリの最も柔らかいC5タイヤで1分16秒942という好タイムをマークした。2番手タイムはアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー。パイプが緩むというトラブルが発生してパワーユニットを外して修復にあたったことで走行時間を失ったが、残り1時間でコースに復帰してC4タイヤで1分17秒540をマークした。3番手タイムはレッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボン。“サスペンション変更”を理由になかなかコースに出てこなかったが、残り1時間でコースに復帰。29周を走行してC2タイヤで1分17秒550をマークした。4番手タイムはメルセデスのルイス・ハミルトン。午前中最多の89周を走行してC3タイヤで1分17秒562をマークした。5番手タイムはレーシング・ポイントのランス・ストロール。43周を走行してC3タイヤで1分17秒787をマーク。6番手タイムはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。スピンを喫して赤旗の原因を作ったが、84周を走行してC3タイヤで1分18秒113をマークした。7番手はダニエル・リカルド(ルノー)、8番手はカルロス・サインツ(マクラーレン)、9番手のニコラス・ラティフィはコース上でストップして赤旗の原因に。10番手はロマン・グロージャン(ハース)という順番となった。
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