2019年のF1バーレーンテストが2日目を迎え、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が午前中のトップタイムを記録した。前日は砂漠には珍しい豪雨が降ったことで4時間以上の中団を余儀なくされることになったが、2日目のセッションはドライコンディションでスタート。
今回のテストには明確なランチタイムは設けられていないが、現地時間12時を経過した時点でフェラーリのセバスチャン・ベッテルが1分29秒319でタイムシートのトップに立った。2番手にはメルセデスのテストを担当するジョージ・ラッセルが記録。ウィリアムズのF1ドライバーを務めるラッセルだが、まだF1レースは2戦以内であり、メルセデスは育成ドライバーであるラッセルを“ルーキー”枠として起用。トップから1.054秒差となる1分30秒379をマークした。インシーズンテストでは4日間のうち2日間をF1レース出走が2戦以内のドライバーを起用しなければならない。ハースはピエトロ・フィッティパルディ、アルファロメオ・レーシングはミック・シューマッハ、レッドブル・レーシングはダニエル・ティクトゥム、ルノーはジャック・エイトケン、ウィリアムズはニコラス・ラティフィをルーキー枠に起用している。マクラーレンのランド・ノリスとトロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンも2戦以内のためルーキー枠を消化したことになる。レーシングポイントはドライバースケジュールを変更し、午後からセルジオ・ペレスがテストを実施することを発表している。マクラーレンとトロロッソは前日同様に通常のプログラムとは別にピレリのタイヤテストを実施し、2台のマシンを走らせている。2019年 F1バーレーンテスト 2日目 (午前)順位Noドライバーチームタイム周回15セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分29秒31939263ジョージ・ラッセルメルセデス1分30秒37341318ランス・ストロールレーシングポイント1分30秒42932423アレクサンダー・アルボントロロッソ・ホンダ1分30秒56652551ピエトロ・フィッティパルディハース1分31秒2093564ランド・ノリスマクラーレン1分31秒30331755カルロス・サインツ(Pirelli)マクラーレン1分32秒26950836ミック・シューマッハアルファロメオ1分32秒29622924ダニエル・ティクトゥムレッドブル1分32秒296431026ダニール・クビアト(Pirelli)トロロッソ・ホンダ1分32秒947551145ジャック・エイトケンルノー1分33秒560331240ニコラス・ラティフィウィリアムズ1分33秒80829