2018年のF1世界選手権の第3回 F1バルセロナ合同テストが3月8日(木)にバルセロナのカタロニア・サーキットで3日目を迎え、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が1分17秒台に突入して午前中のトップタイムをマーク。トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが走行し、4番手タイムを記録している。3日目のカタロニア・サーキットはやや雲の多く、正午の気温13℃、路面温度26℃というコンディション。2018年シーズン開幕前のテストも残り2日となり、いよいよ各チームが新車のパフォーマンスの片鱗を見せ始めた。
午前中のトップタイムを記録したのはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。ハイパーソフトを装着するとすぐに1分17秒台に突入。前日にダニエル・リカルド(レッドブル)が記録したタイムを0.865秒上回る1分17秒182というタイムをマーク。カタロニア・サーキットの新たなトラックレコードを記録した(非公式)。2番手タイムを記録したのはハースのケビン・マグヌッセン。1分18秒360というタイムをスーパーソフトで叩き出し、パドックに衝撃を与えている。3番手タイムはルノーのニコ・ヒュルケンベルグがハイパーソフトで記録。そして、4番手タイムはトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが記録。ハイパーソフトタイヤで1分18秒台に突入。昼休み直前に一旦1分17秒805を記録したがターン14でシケインをカットしたとして抹消。トップから1.576秒差、5番手のストフェル・バンドーン(マクラーレン)を0.097上回っている。上位5名が1分18秒台に入っている。6番手タイムはザウバーのマーカス・エリクソン(ハイパーソフト)、7番手タイムはメルセデスのバルテリ・ボッタス(ミディアム)、8番手タイムはウィリアムズのロバート・クビサ(スーパーソフト)、9番手タイムはフォース・インディアのセルジオ・ペレス(ハイパーソフト)、10番手タイムはマックス・フェルスタッペン(ソフト)となっている。バルテリ・ボッタスとマックス・フェルスタッペン以外はチームのベストタイムを更新している。2018年 F1バルセロナ合同テスト 3日目 午前順位ドライバーチームベストタイムタイヤ周回1セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分17秒182 ● 842ケビン・マグヌッセンハース1分18秒360 ●+1.178763ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分18秒675 ●+1.493794ピエール・ガスリートロ・ロッソ1分18秒758 ●+1.576675ストフェル・バンドーンマクラーレン1分18秒855 ●+1.673486マーカス・エリクソンザウバー1分19秒244 ●+2.062727バルテリ・ボッタスメルセデス1分19秒532 ○+2.350978ロバート・クビサウィリアムズ1分19秒629 ●+2.447739セルジオ・ペレスフォース・インディア1分19秒634 ●+2.4527110マックス・フェルスタッペンレッドブル1分19秒842 ●+2.66077● HyperSoft / ● UltraSoft / ● SuperSoft / ● Soft / ○ Medium