F1バルセロナ合同テストが12日(木)、スペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで最終日を迎えた。最終日のトップライムは、ブラウンGPのルーベンス・バリチェロが記録。110周を走行したバリチェロは。セッション終盤に昨日のジェンソン・バトンをさらに上回る1分18秒926という驚異的なタイムを記録。2位のニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)にコンマ8秒もの差をつけ、今週唯一となる1分18秒台を叩き出した。
月曜にテストデビューしたばかりのブラウンGPがバルセロナテスト後半2日間のタイムシートトップを独占。BGP001のパフォーマンスには、2009年シーズンの優勝候補との声もあがっている。3番手にはティモ・グロック(トヨタ)、4番手にはセバスチャン・ベッテル(レッドブル)、5番手にはフェルナンド・アロンソ(ルノー)が続いた。3番手タイムを記録したティモ・グロックは、メルボルンの開幕戦に向けて自信を深めている。「素晴らしい冬のテストを締めくくる有益な1日になった。僕たちはより多くのセットアップとロングランを行い、最終ラップまで全てがうまくいった!全体気にマシンの感覚は力強く、良いペースを持っているので、オーストラリアが楽しみだ。もちろん、メルボルンの土曜日になって初めて本当の結果がわかるけど、トヨタの全員がこれまでの仕事に満足している。開幕戦に向けて素晴らしい進化を遂げた」チャンピオンシップの本命とされるフェラーリ、BMWザウバーは、それぞれフェリペ・マッサが6番手、ロバート・クビサが7番手。昨年のチャンピオンであるルイス・ハミルトンが彼らに続いた。最下位はフォース・インディアのジャンカルロ・フィジケラ。フィジケラはこの日最も多い141周を走破した。F1バルセロナ合同テスト最終日 (2009年3月12日)順位ドライバーチームマシンベストタイム周回1ルーベンス・バリチェロブラウンGPBGP0011分18秒9261102ニコ・ロズベルグウィリアムズFW311分19秒7741203ティモ・グロックトヨタTF1091分20秒0911284セバスチャン・ベッテルレッドブルRB51分20秒576835フェルナンド・アロンソルノーR291分20秒664646フェリペ・マッサフェラーリF601分20秒667927ロバート・クビサBMWザウバーF1.091分20秒7401248ルイス・ハミルトンマクラーレンMP4-241分20秒869709セバスチャン・ブエミトロ・ロッソSTR41分21秒0136210ジャンカルロ・フィジケラフォース・インディアVJM021分21秒045141F1 バルセロナ合同テスト 最終日 画像
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