2014年最初のプレシーズンテストが28日(火)、スペインのヘレスサーキットでスタートした。V6ターボエンジンの導入など、F1の新時代の幕開けとなった今回のヘレステストでは、多くのマシンがトラブルに遭遇した。トップタイムを記録したキミ・ライコネンは、フェラーリ F14 Tでの一周目にストップ。フォース・インディアのセルジオ・ペレスも類似したトラブルに見舞われた。
メルセデスのルイス・ハミルトンは、午前中にトップタイムを記録し、誰よりも多くの走行を行っていたが、昼食前にバリアにクラッシュして、18周の走行に終わった。だが、ルイス・ハミルトンは「トラックに出た最初のクルマだったし、多くのラップを走りこめたのはポジティブなスタートだ」とコメント。「他チームは僕たちが初めてトラックに出た数時間後に1周の走行に出て行った。テストプログラムを実施していけたのは非常に励みになった」「クルマのフィーリングはかなり良い。特にプログラムの初期であることを考えればね。全体的にポジティブな一日だった。もちろん、全員が一生懸命に働いているときに早めに終えなければならなかったのは不運だったけどね」トロ・ロッソのジャン・エリック・ベルニュは、後半にトラック上でストップするまで15周を走りこんだ。それ以外のチームはさらに走行距離は少なかった。ケータハムは、CT05の発表が遅れ、午後遅くにマーカス・エリクソンが調査ラップに出て終了。ウィリアムズは、トラックに出るのがさらに遅れたが、バルテリ・ボッタスは3番手タイムを記録した。レッドブルは、RB10にトラブルが発生。セバスチャン・ベッテルは残り15分になったところで走行しただけだった。マクラーレンは、ハイドロリックのトラブルのために走行を行うことができなかった。ヘレスF1合同テスト初日 (2014年1月28日)順位Noドライバーチームマシンベストタイム周回17キミ・ライコネンフェラーリF14 T1分27秒10431244ルイス・ハミルトンメルセデスW051分27秒82018377バルテリ・ボッタスウィリアムズFW361分30秒0825411セルジオ・ペレスフォース・インディアVM071分33秒1619525ジャン・エリック・ベルニュトロ・ロッソSTR91分36秒53015621エステバン・グティエレスザウバーC331分42秒275771セバスチャン・ベッテルレッドブルRB10No Time389マーカス・エリクソンケータハムCT05No Time1922ジェンソン・バトンマクラーレンMP4-29No Time0
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