2011年のF1合同テストが2月1日(火)、スペインのバレンシア・サーキットでスタートした。テスト初日はチーム・ロータスを除く11チームが参加。レッドブル、フェラーリ、ザウバー、ロータス・ルノーGP、メルセデスGP、ウィリアムズ、トロ・ロッソが2011年の新車を持ち込んだ。初日のトップタイムを記録したのは、新車RB7を走らせたセバスチャン・ベッテル(レッドブル)。93周を走行したセバスチャン・ベッテルは1分13秒769をマーク。2010年マシンVJM03を走らせたニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)を上回り、RB7で順調な...
3番手には暫定版MP4-25を走らせたマクラーレンのゲイリー・パフェット、4番手には午後から参加したフォース・インディアのレースドライバーを務めるポール・ディ・レスタが続いた。5番手タイムは、新車F150を走らせたフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)。続く6番手には、ザウバーの新車C30を走らせた小林可夢偉が続いた。小林可夢偉は、トップのベッテルから1秒852遅れの1分15秒621というタイムを記録した。7番手タイムは、今年ヴァージンでF1デビューを果たすジェローム・ダンブロシオが昨年マシンVR-01で記録。印象的なパフォーマンスをみせた。8番手はR31を走らせたヴィタリー・ペトロフ(ロータス・ルノーGP)。R31は、6周目に開始トラブルが発生し、28周の走行に留まった。W02を走らせたメルセデスGPは、午前中にニコ・ロズベルグがハイドロリック系のトラブルでストップし、わずか9周の走行に留まった。修理されたマシンで午後から走行したミハエル・シューマッハは15周を走行して9番手タイムだった。トロ・ロッソは、新車STR6のチェックに時間を取られ19周の走行に留まり、ハイメ・アルグエルスアリが10番手タイム。ウィリアムズは、新車FW33のKERSにトラブルが発生したが77周を走行。ルーベンス・バリチェロが11番手タイムを記録した。ヒスパニア・レーシングは、ナレイン・カーティケヤンがF110を走らせ、トップから4秒251遅れとなる1分18秒930というタイムに終わった。F1 バレンシア合同テスト初日 (2011年2月1日)順位ドライバーチームマシンベストタイム周回1セバスチャン・ベッテルレッドブルRB71分13秒769932ニコ・ヒュルケンベルグフォース・インディアVJM031分13秒93871 3ゲイリー・パフェットマクラーレンMP4-251分14秒29291 4ポール・ディ・レスタフォース・インディアVJM031分14秒46128 5フェルナンド・アロンソフェラーリF1501分14秒55397 6小林可夢偉ザウバーC301分15秒62168 7ジェローム・ダンブロシオヴァージン・レーシングVR-01 1分16秒00371 8ヴィタリー・ペトロフロータス・ルノーGPR31 1分16秒35128 9ミハエル・シューマッハメルセデスGPMGP W021分16秒45115 10ハイメ・アルグエルスアリトロ・ロッソSTR61分17秒21419 11ルーベンス・バリチェロウィリアムズFW331分17秒33577 12ナレイン・カーティケヤンヒスパニア・レーシングF1101分18秒02045 13ニコ・ロズベルグメルセデスGPMGP W021分19秒9309