ルノーF1は、フェルナンド・アロンソが2021年にチームに復活するという噂を煽っている。フェルナンド・アロンソは、2002年から2006年にルノーからF1に参戦し、2つのF1ワールドチャンピオンを獲得した後、マクラーレンに移籍。2008年に再びルノーに復帰し、2シーズンを過ごした。2018年にF1を去ったフェルナンド・アロンソは、たびたびF1復帰への思いを口にしており、どこかのF1チームに空席の噂が出るたびにその名前が囁かれている。
そして、5月12日(火)にフェラーリがセバスチャン・ベッテルの今シーズン限りの離脱を発表。フェラーリの空席にはカルロス・サインツ、そのマクラーレンの空席にはダニエル・リカルド、そして、ルノーには新たな空席ができるという玉突きが予想されている。そこでルノーのF1ドライバー候補としてフェルナンド・アロンソの名前が浮上している。ルノーF1は、この噂を知ってから知らずか、翌13日に2004年にフェルナンド・アロンソが2位を獲得したF1フランスGPの写真を素材にした壁紙を公開。そこにフェルナンド・アロンソが当時のルノーの水色のチームウェアで埋め尽くされたグランドスタンドの写真でリプライした。最近、フェルナンド・アロンソは、2021年の活動計画はほぼ決まっていると述べていた。「2021年に何をするかはだいたいわかっている。すぐに知らせたいけど、今はこれ以上のことは言えない」とフェルナンド・アロンソはコメント。そして、F1はそのリストには含まれていないとフェルナンド・アロンソは語っている。「僕はずっと新たな技術規則が導入される2021年にF1復帰もあり得ると言ってきた。マシンはもっとバランスがとれたものになるだろうし、再び自分をテストしたいと思っていたからね」そして、2021年の新レギュレーションが1年延期されるのは“悪いニュース”だと語っていた。だが、それらすべてはセバスチャン・ベッテルとフェラーリが5月12日の朝に爆弾を落とす前に語られていたことだ。