ルノーF1チームのエンジン責任者を務めるレミ・タフィンは、ルノーのF1エンジンはホンダよりも前にいると主張する。フェラーリ、メルセデス、ホンダのF1エンジンは2019年のF1世界選手権で勝利を挙げているが、ルノーのF1エンジンはブラジルGPでカルロス・サインツが3位表彰台を獲得したのみ。ルノーはエンジンカスタマーのマクラーレンにコンストラクターズ選手権で敗北を喫した。
ファクトリーチームであるルノーにとってそれは苦痛であり、2020年にF1エンジンを改善を行わなければならないのは明らかだ。しかし、少なくともレミ・タフィンは、GPS比較に基づけばルノーのF1エンジンは、メルセデスとホンダよりも優れていると語る。「我々はエンジンパフォーマンスについてメルセデスとフェラーリの激しい戦いを目にしている。メルセデスは我々の少し後ろにおり、フェラーリは少し前にいる」とレミ・タフィンは Auto Motor und Sport のインタビューでコメント。レミ・タフィンは、レッドブルのエンジンパートナーであるホンダのF1エンジンよりもルノーは前にいるが、最近の違いはごくわずかだと語る。「ホンダはまだ一歩遅れている。だが、我々はもはや50kWの違いについて話しているわけではない。フェラーリ、メルセデス、そして、我々の間の差は5~10kWだ。ホンダはおそらく15~20kW遅れている」