ルノーは、企業のコスト削減策の一環として今シーズン限りでF1プログラムを終了する可能性があると F1-insider が報じている。ルノーの15%の株式を方有するフランス政府は、最近、同社のCEOにクロチルド・デルボスを任命。彼女はF1プログラムの存在に大きく反対していることで知られている。
クロチルド・デルボスは、2020年以降のF1参戦を含め2017年にカルロス・ゴーンが掲げた“Drive the Future”戦略を徹底的に見直していくことを明らかにしている。ルノーがF1から撤退する可能性について質問されたクロチルド・デルボスは「すべてがテーブルに置かれます」と語っていた。ルノーは、2020年のドライバーとしてダニエル・リカルドとエステバン・オコンを起用することをすでに発表しており、チーム代表のシリル・アビテブールは2021年の新レギュレーションは同チームが勝利を争うチャンスだと主張している。しかし、数週間前に任命されたばかりのクロチルド・デルボスは、経営者として英国のエンストンに本拠地を置くF1プログラム全体を終了するという決定を下すことになるかもしれない。
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