今シーズン限りでルノー・スポールF1の社長職を退くジェローム・ストールは、2019年のワークスチームの目標を表彰台に掲げた。2016年にF1にワークス復帰したルノーは、今シーズンのトップ3チームに近づくことを目標に掲げていた。コンスターズ選手権で4位を獲得したルノーだが、表彰台に上ることはなく、チーム上層部とドライバーはパフォーマンスと開発が至らなかったことを認めている。
12月31日に退任するジェローム・ストールは、2015年後半にロータスを買収した後、ルノーは上位に返り咲くことがいかに難しいかを過小評価していたと述べた。「我々はチームのステータスを大きく過小評価していた」とジェローム・ストールは Auto Hebdo にコメント。「多くの人々が去り、投資はほとんど行われていなかった。難しくなるであろうことはわかっていたが、予想よりもはるかに困難な状況に陥った」しかし、ジェローム・ストールは、ルノーは今後チームを再構築していくために莫大な努力を続けていくと語った。「推進力を与えられるシリル・アビテブールのおかげで、我々は非常に特別なアイデンティティをもったチームであり、私はそのことを誇りに思っている」「2016年は9位、昨年は6位、今年は4位は、我々が確立してきたあらゆる基盤における最初のステップだ。ルノーのステップは表彰台だ」2019年、ルノーにはレッドブル・レーシングで7勝を挙げてきたダニエル・リカルドが加入。チームとの3シーズン目を迎えるニコ・ヒュルケンベルグとチームを組む。
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