ルノーは、燃料パートナーであるトタルとの作業によって今週末のF1モナコGPで10馬力アップできるはずだと考えている。厳しいプレシーズンを過ごしたルノーだが、レッドブルによってマレーシアとスペインで表彰台を獲得したこともあり、立ち直り傾向にある。「モナコはトップエンドのパワーが重要ではないカレンダーで数少ないトラックのサーキットのひとつです」とルノーのトラックサイドオペレーション責任者のレミ・タフィンは述べた。
「フルスロットルなのは30秒未満、もしくはラップの4分の1未満です。率直なパフォーマンスよりもパッケージ全体のドライバビリティが強調される場所です。そうは言っても、我々はシャシー性能だけの結果に頼ってはいけません。我々は自分たちのタスクに集中する必要があります」「我々はモナコに3位以上を戦えるパワーユニットを届ける決意です」「バルセロナでの成功したテストの後、ドライバビリティとシステムの信頼性をさらに改善させる多くのソフトウェアアップグレードを施します。同様に我々は以前よりも10馬力を届けるはずの新しい燃料を試すためにパートナーのトタルとも取り組んできました。重要な増加です。タフなバトルが目の前にあることはわかっていますが、我々はそのチャレンジに活気づいています」