ロータス・ルノーGPのオーナーであるジェラルド・ロペスは、負傷して2011年にレースをしてないロバート・クビサに給料を支払ったことを明らかにした。ロータス・ルノーGPは、2012年のラインナップをヴィタリー・ペトロフ、ブルーノ・セナ、ロマン・グロージャンから選ぶ可能性が高いと報じられている。だが、ジェラルド・ロペスは、チームがペイドライバーを起用することの方が好ましいと考えているとの報道は間違っていると述べた。
「ロバートが市場に出ていれば、もちろん、我々は彼を獲得するだろう」とジェラルド・ロペスはコメント。「我々の商業モデルにはトラック上での成功が必要だ」「それに、今年ロバートは我々とレースを走っていないが、我々は彼に給料を払っている」先週、ロバート・クビサ側は11月上旬に2012年にF1に復帰できるかをチームに知らせることができると述べたが、チーム代表のエリック・ブーリエは10月中の最終期限を変えるつもりはないとされている。「この件は、11月上旬に目指している」とジェラルド・ロペスはコメント。「ロバートは、彼らに何ができるかを示すためにマシンに乗ることになる」「今のデータ分析は非常に優れているので、彼が身体的に復帰できるかどうかを他の車でもわかるだろう」またジェラルド・ロペスは、ジェニー・キャピタルが、結果を求めるレースチームではなく、ビジネスとしてロータス・ルノーGPを運営しているとの見方をきっぱりと否定した。また、ルノー・スポールF1への支払いが遅れているとの噂については「我々は期限通りに支払いをしている」と主張。「我々は、チームの従業員を480人から520人に増やし、風洞を50%から60%に拡大し、新しいシミュレーターを設置しようとしている。ビジネスをするつもりだけなら、そのようなことはしないだろう」