負傷したロバート・クビサの代役を探しているロータス・ルノーGPは、今週のヘレステストでニック・ハイドフェルドをテストする。先週末のラリーで重傷を負ったロバート・クビサは、今シーズン全体を欠場するとみられており、クビサの代役としてニック・ハイドフェルドは最有力候補にあげられている。
ルノーは5名のリザーブドライバーを抱えており、今週末のテストではブルーノ・セナにチャンスが与えられる予定。しかし、チームは、ロバート・クビサが長期離脱する場合は、経験豊富なドライバーが必要だと明言している。ニック・ハイドフェルドは2日間ロータス・ルノーGPと交渉しており、今週末のヘレスで走ることで合意に達した。テストは、10日と11日は予定通りヴィタリー・ペトロフが走行し、残りの2日間でブルーノ・セナとニック・ハイドフェルドがマシンに乗る予定となっている。ロータス・ルノーGPのチームオーナーであるジェラルド・ロペスは、ロバート・クビサの代役の決定はテストが終わるまで待つことになると述べており、ニック・ハイドフェルドのチャンスは、ブルーノ・セナのペースに匹敵するかにかかっている。ジェラルド・ロペスは「へレステストを待たなければならない。バルセロナテストの結果、そしてマシンとドライバーの様子を見て、シーズン開幕戦からおそらく最終戦までを誰が走るのか検討する。まだわからない」と IVG.it 語った。「ニック・ハイドフェルドなどレースで活躍したドライバーがいる。ニックが優秀であることは周知のことだが、彼の今のレベルはわからないし、我々のマシンとの相性もわからない。ヴィタントニオ・リウッツィについても同じことが言える。ブルーノ・セナについてもわからない。昨年は何もできないマシンのチームにいたからね」ニック・ハイドフェルドは、メキシコから貴重なスポンサーシップ資金を持ち込んだセルジオ・ぺレスのためにザウバーのシートを明け渡し、レースシートを失った。
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