ルノーは、F1カナダGPで、フェルナンド・アロンソ、ネルソン・ピケJr.ともにリタイアに終わった。16週目に早々とセーフティーカーが入ったことで、フェルナンド・アロンソとネルソン・ピケJr.はピットストップを実施。レースが再開された後、ピケのマシンにブレーキトラブルが発生し、レース半ばでリタイアを余儀なくされた。アロンソは上位でレースを戦っていたが、壁に接触しレースをリタイアで終えた。
フェルナンド・アロンソ (リタイア)「今日は、完全にチャンスを取り逃がしてしまった。私自身もチームも本当にがっかりしている。しかし、我々の作戦は今日は完璧ではなかった。上位で多くのポイントを獲得できるよう、もっと頑張らなければならない。」ネルソン・ピケ (リタイア)「レースは残念な結果だったが、マシンが良い状態だったということや適切な作戦を実行できたという収穫もあった。レースは序盤荒れた展開となり、そんな中僕のマシンにブレーキトラブルが発生し、リタイアせざるをえなかった。ポイント獲得に挑戦できそうだっただけに残念だ。次戦フランスに集中していく。」フラビオ・ブリアトーレ「上出来だった予選結果を受け、今日のレースはいけそうな気がしていた。レーススタート早々のセーフティーカーの導入によって作戦を組みなおさなければならず、特にフェルナンドはそのポジションを落とす結果となった。そのせいで、彼はリタイアするまでずっとBMWに引っかかってしまった。」