レッドブル・レーシングは7月27日(月)、2027年からグウェン・ラグルーをレッドブル・ジュニア・プログラムのディレクターに任命すると発表した。ラグルーはメルセデスで11年間にわたり若手育成部門を率い、ジョージ・ラッセルやアンドレア・キミ・アントネッリらをF1へ送り出した実績を持つ。2025年末に退任したヘルムート・マルコの後任として、レッドブルの将来を担う若手ドライバーの発掘・育成を指揮することになる。
メキース代表「F1最高の人材育成者の一人」レッドブル・レーシングのCEO兼チーム代表を務めるローレン・メキースの直属となるラグルーは、2027年からチームのリーダーシップ・チームにも加わる。メキースはラグルーの加入について、次のように歓迎した。「グウェンはF1界でも最高の人材育成者の一人だ。若手ドライバーを育てるうえで彼が持つ専門知識、リーダーシップ、そして情熱を私は身をもって知っている」「レッドブル・ジュニア・プログラムは、これまでもレッドブルの成功の礎だった。その指揮をグウェンに託すことは、次世代のF1人材育成を今後も重視していくという我々の姿勢を示すものだ」メキースはまた、20年以上にわたってジュニア・プログラムを築き上げたヘルムート・マルコの功績にも改めて敬意を表した。「今日あらためて、20年以上にわたってジュニア・プログラムを創設し率いてきたヘルムート・マルコの並外れた貢献に感謝したい」「彼のビジョン、献身、そして卓越した才能を見抜き育てる能力によって、このプログラムはF1のベンチマークとなった。その功績は計り知れない」さらにメキースは、ラグルーの招聘がチーム全体の強化策の一環であることを強調した。「オラクル・レッドブル・レーシングの新たな時代を築くうえで、グウェンのような人材を迎え入れることは我々の目標達成に不可欠だ」「組織のあらゆる分野で優れた人材を集め、高い競争力を持つ組織づくりを進めている。グウェンはその重要な一員となる。これまで築いてきた強固な土台をさらに発展させ、将来に向けてプログラムを進化させていく」メルセデスから新たな挑戦へラグルーは今回の決断について、メルセデスでの11年間を振り返りながら、新たな挑戦への意欲を語った。「オラクル・レッドブル・レーシングに加わることは、私にとって刺激的な新しい章の始まりだ」「メルセデスで忘れられない11年間を過ごしたあと、個人としてもプロフェッショナルとしても成長を続けるために、新たな挑戦を受け入れるべきタイミングだと感じた」また、レッドブルの育成システムの歴史と実績を高く評価した。「レッドブル・ジュニア・プログラムは、モータースポーツ界で最も尊敬され、成功を収めてきたドライバー育成プログラムのひとつだ」「F1史に残る数多くの才能を輩出してきた。その優秀なチームを率い、新たな歴史を築く機会を得られたことは本当に光栄だ。ローレンをはじめ、チーム全員と仕事ができることを楽しみにしている。この機会を与えてもらえたことに心から感謝している」最後にラグルーは、レッドブルの育成哲学をさらに発展させる決意を示した。「この素晴らしい土台の上に、プログラムが築いてきた偉大な伝統をさらに発展させ、未来に向けて進化させていきたい。そして、この20年間レッドブルが繰り返し実現してきたように、次世代のF1優勝ドライバーや世界チャンピオンを発掘し、育成し、送り出していきたい」レッドブル・ジュニア・プログラムはこれまでに、セバスチャン・ベッテル、マックス・フェルスタッペン、ダニエル・リカルド、カルロス・サインツ、ピエール・ガスリーら数多くのトップドライバーを輩出してきた。ラグルーはメルセデスでラッセルやアントネッリらを育てた経験を生かし、2027年から次世代スターの発掘・育成という重要な役割を担うことになる。
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