レッドブルの2チームは、バルセロナで行われた2026年F1シェイクダウン初日を生産的な1日として終えた。完全新設計のパワーユニットを搭載し、リアム・ローソンは88周、アイザック・ハジャーは107周を走行した。レッドブル・フォード・パワートレインズにとって、イモラでレーシングブルズが行ったフィルミングデーに続く初の本格的なテストは、おおむね想定どおりに進んだ。リアム・ローソンは昼休み直前に赤旗の原因となったものの、それでもレーシングブルズで88周を走破している。
マックス・フェルスタッペンは月曜日にステアリングを握らなかったが、チームメイトのアイザック・ハジャーがバルセロナ・カタルーニャ・サーキットで107周を走行する様子を見守った。1分18秒159というタイムで、このフランス人ドライバーは初日の最速タイムを記録したが、プレシーズン初期段階においてラップタイムの重要性は限定的だ。「かなり生産的だった。驚いたことに、想定していたよりもずっと多くの周回を重ねることができた。すべてがとてもスムーズで、問題は小さなものだけだった。自分たちのエンジンで走る初日だったことを考えると、かなり印象的だ」と、RB22での初日を終えた新レッドブルドライバーは振り返った。フォード・パフォーマンスのマーク・ラッシュブルックは以前、モータースポーツ・ドットコムに対し、パワーユニット開発の最終段階は主にドライバビリティに重点を置いていたと語っている。その点について、ハジャーは初走行後に慎重ながらも前向きな評価を示した。「正直なところ、初日としてはかなり良かった。自分が初年度に慣れ親しんだ感覚から、それほど遠くは感じない。アップシフトもダウンシフトも問題なかった。もちろん、まだ調整すべき点はいくつかあるが、全体としては堅実だった」ローソンのストップは「主に予防措置」ディートリッヒ・マテシッツに敬意を表してDM01と名付けられたこのエンジンの信頼性は、現時点での最優先事項であり、その点でレッドブルの両チームは手応えを感じている。これは、ローソンがこの日3回目の赤旗を出したレーシングブルズにも当てはまる。「今日はかなりの周回数をこなすことができた。もちろん、多くを学んだ。初日なので予想どおり、小さな問題はいくつかあったが、全体としては悪くない位置にいると思う」とローソンは語った。「正直に言えば、実際に起きた問題は安全面に関するものだけで、本当のトラブルではなかった。パワーユニットの面では、これまでのところ非常に、非常に良い。とはいえ、他と比べてどの位置にいるのかを判断するのは難しい。ただ、今後数日でさらに学んでいくことになるだろう」多くのチームは、シェイクダウン期間中は信頼性に専念していると明かしており、性能評価は残る2週間のバーレーン冬季テストに重点を置く考えだ。エンジンはメルボルンまでに「最適化」レーシングブルズのチーフレースエンジニアであるマッティア・スピーニも、自社開発されたパワーユニットについて概ね前向きな見解を示した。「パワーユニットはうまく機能している。繰り返しになるが、完璧ではないし、最初から完璧だとは思っていなかった。いくつかの点で作業が必要なのは確かだが、非常に良い形で協力できている。レッドブル・パワートレインズと我々、そしてファクトリーのエンジニアたちはとてもオープンで正直だ。両グループの関係は本当に良く、実際、ほとんど同じチームのようなものだ。非常に良いスタートを切れているし、この方向性を続けられると確信している。開幕戦に向けて、パワーユニットを細かく詰めていくつもりだ」ローソンのストップについて、レーシングブルズは昼休み開始時に行われたスタート練習中の出来事だったと説明している。「グリッド上で起きたことは大した問題ではなかった。何かを壊さないよう、予防措置として車両に施していた安全設定に関係していただけだ。そこで起きたのはそれだけで、パラメータを調整した後、午後はまったく問題なかった」今後数日に向けて、レッドブルの両チームの目標は明確だ。とにかく走行距離を稼ぐことにある。「クルマの信頼性を確実にしたい。このテストで性能評価を主目的にするつもりはない。性能面はバーレーンに重点を置く。ただし、作業を始めるための最初の感触と理解は得たい。走行距離を積み重ね、新しいクルマへの信頼を築いていきたい」とスピーニは締めくくった。バルセロナでは、各チームは5日間のシェイクダウンのうち3日間の走行が許されている。レッドブルとレーシングブルズはともに月曜日に走行したため、マクラーレンやフェラーリとは異なり、今後も2日間のデータ収集日を残している。