レッドブル・レーシングは、角田裕毅のチームでのデビュー戦となる日本グランプリで「ありがとう号」を復活させることをソーシャルで匂わせている。「ありがとう号」は、2021年第16戦F1トルコGPで前年に撤退を発表したホンダへの感謝を示してRB16Bに施されたスペシャルカラーリング。本来ならば新型コロナウイルスで中止となった日本GPで走らせる予定だった。
その後、ホンダはレッドブル・パワートレインズを介してレッドブル・レーシングのパワーユニットを運用していたが、正式復帰する2026年からはアストンマーティンとパートナーシップを組むことになっており、今年はレッドブルとの最終年となる。レッドブル・レーシングは、ホンダのF1パワーユニットで3回のコンストタクターズタイトルとマックス・フェルスタッペンの4回のドライバーズタイトルを獲得。ホンダのホームである鈴鹿サーキットを改めてホンダへの感謝を伝える場とする可能性がある。さらに2025年のF1日本GPでは、ホンダが支援してきた角田裕毅がレッドブル・レーシングでデビューを飾るため、さらにスペシャルな機会となるかもしれない。レッドブル・レーシングは、日本グランプリにむけてソーシャルメディアのアイコン画像を白ベースに変更。「ありがとう号」の写真や動画を投稿して、復活を匂わせている。 この投稿をInstagramで見る Oracle Red Bull Racing(@redbullracing)がシェアした投稿