レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1バーレーンテストにメルセデスF1が持ち込んだサイドポッドのないW13「レギュレーションの精神に違反している」と非難した。今週、メルセデスF1チームが、サイドポッドのないW13を登場させるという噂が流れたが、木曜日のF1バーレーンテストでその噂が真実であることが証明された。
SkySportsの専門家でアナリストのマーティン・ブランドるは、新しいW13ボディワークを「太陽の下で取り残されて溶けたチョコレートのバー」に例え、「ボディワークは車の非常にクリエイティブな冷却システムを包み込んでいるに違いない」と語った。そして、レッドブル・レーシングはメルセデスF1のソリューションを見て、早くも「違法だ」との見解を示した。「新しいメルセデスはレギュレーションの精神に違反している」とレッドブル・レーシングのチーム代表を務めるクリスチャンホーナーはAuto Motor und Sportに語った。「我々にとって、合法ではない部分がいくつかある」レッドブル・レーシングの技術の第一人者であるエイドリアン・ニューウェイは、過激なメルセデスF1のデザインに目を光らせていると言われてるすが、レッドブル・レー^シングがこれをFIA(国際自動車連盟)との本格的な公式抗議にエスカレートするかどうかはまだ分からない一方。レッドブル・レーシングのRB18に関しては、数週間前にバルセロナで行われたF1プレシーズンテストで披露された車とそれほど変わらないように見える。ただし、いくつかの大幅なアップグレードが作業中であると報告されており、F1バーレーンテストの2日目と3日目に実装されるとされている。伝えられるところによると、マクラーレンも、フェラーリと並んでタイトル争いに絡むことを目指しており、レッドブル・レーシングと同じ計画を立てているという。関連:【画像】 メルセデスF1、噂の“ゼロポッド”を備えたW13で登場