レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、フェルナンド・アロンソがレッドブル・ホンダに加入することは“絶対に不可能”だと言い切る。2020年にサバティカル2年目を迎えるフェルナンド・アロンソだが、2021年にF1に復帰する可能性があることを示唆している。マネジメントを担当するフラビオ・ブリアトーレは、フェラーリ、メルセデス、もしくはレッドブルでのみアロンソは復帰すると語っている。
38歳のフェルナンド・アロンソは、キャリアを通して何度かレッドブルと交渉の場を設けたことがあると主張しているが、ヘルムート・マルコは2021年のコラボレーションは“絶対”に実現しないと断言する。「今日の状況では、フェルナンド・アロンソのレッドブルの復帰を想像することは絶対に不可能だ」とヘルムート・マルコは Motorsport-Magazin.com に語った。「それには2つの理由だがある。まず、アロンソとホンダとの関係だ。かなり壊れていると思う」「2つ目は、我々のF1の構造全体がジュニアプログラムに基づいていることだ。つまり、若い才能がトップクラスのレースに移行するということだ」「我々がアロンソと契約すれば、彼はグリッド上で最年長ドライバーになるだろう。それは私たちの哲学全体とは矛盾する」「だが、いずれにしろ我々はホンダのエンジンを使用しているので不可能だ」フェルナンド・アロンソは、今年アンドレッティ・オートスポーツからインディ500への参戦に近づいていたが、土壇場でエンジンを供給するホンダが承認せずにとん挫したと報じられている。