レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、ピエール・ガスリーとアレクサンダー・アルボンを交代させるに至った経緯を改めて説明した。F1ハンガリーGPのレース終了後、クリスチャン・ホーナーは、シーズン終了までピエール・ガスリーを継続するつもりだと語っていた。しかし、その1週間後、レッドブルはピエール・ガスリーとアレクサンダー・アルボンを交代させることを発表した。
「ハンガリー後に振り返るのに少し時間がかかった」とクリスチャン・ホーナー Sky にコメント。「ハンガリーは明らかにピエールにとって厳しい週末でした。我々はピエールにほぼ公平だったと思っているし、チームの観点から『我々はF1で4台のコクピットを持つユニークな立場にいる。彼をプレッシャーから解放させてあげよう』という結論に達した」「彼は明らかにそのプレッシャーに苦しんでいた。状況は悪化の一途をたどり、さらに悪化していた。我々はアレックスにチャンスを与え、トロロッソで彼に自分自身を再建する時間を与えることに決めた」「我々はダニー・クビアトを知っている。とてもよく知っている。彼のポテンシャルはわかっている。だが、アレックスに関しては、シミュレーター走行などで彼のポテンシャルを確認していた。だから、我々は今からシーズン終了までの9レースで来年のマックス(フェルスタッペン)のチームメイトを誰にするかを決めることにした」