レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1はマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンとの戦いに感謝すべきだと語る。2019年シーズンはメルセデス優勢でスタート。開幕から8連勝を飾り、メルセデスとルイス・ハミルトンが両方のチャンピオンシップを獲得するワンサイドゲームになると考えられた。
しかし、F1オーストリアGPでレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、メルセデス以外では初となる優勝を果たすと、雨で大混乱となったF1ドイツGPでも今季2勝目を獲得。先週末のF1ハンガリーGPではポールポジションを獲得し、決勝ではルイス・ハミルトンと終始接戦バトルを繰り広げた。クリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトンとバトルをすることでF1を活気づけたと語る。「現時点でF1はレッドブルとマックス・フェルスタッペンに感謝すべきだ。そうでなければ、かなり退屈なショーになっていただろうからね」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「我々がトップにならなかったとしても素晴らしいレースだったと思う。F1にとってもそれはファンが見たいものだと思う」「フランスでのかなり退屈なイベントの後、実際にここ4レースは素晴らしいものだったと思う。今後もエキサイティングなレースが待っていることを願っている」「グリッドが拮抗し、マックスがルイスとレースをして、フェラーリもそこに加われば、将来は明るい」