レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンとシャルル・ルクレールの二人が今後10年でF1の主役になると考えている。F1オーストリアGPでは、物議を醸したものの、マックス・フェルスタッペンが残り3周でシャルル・ルクレールをオーバーテイクして勝利。多くのファンを興奮させた。
クリスチャン・ホーナーは、このマックス・フェルスタッペンとシャルル・ルクレールのバトルが次のF1を定義することになると考えている。マックス・フェルスタッペンについてクリスチャン・ホーナーは「彼はどんどん強くなっている。そして、彼はまだとても若い」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「彼はまだ最終的な実力の表面を示しているにすぎないと思う。彼が多くの経験を積みにつれて、信じられないほどの円熟味を増していることがすでにわかると思う」「将来にむけて際立った2人のドライバーがいる。それはフェルスタッペンとルクレールだ。彼らは今後10年の主役になるだろう」また、マックス・フェルスタッペンの人気について、クリスチャン・ホーナーは昨年のブラジルGPでの出来事を挙げた。レースをリードしていたマックス・フェルスタッペンだが、周回遅れのエステバン・オコンに接触されて、そのチャンスを奪われた。激怒したフェルスタッペンはレース後の体重測定の場でオコンの胸を小突いている。その光景は、元サッカー先週のデビッド・ベッカムを興奮させたと語る。「あの事件では彼の中の情熱と欲望を目にした。人々はそれを自分に重ね合わせたんだと思う」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「あのレース後、デビッド・ベッカムが『あなたのドライバーの姿勢が好きだ』とメッセージを送ってきたのを覚えている。マックスはその種のサポートに火をつけた」F1オーストリアGPではマックス・フェルスタッペンが優勝。ホンダに2015年のF1復帰以降初、通算では2006年8月のハンガリーグランプリ以来13年ぶり73度目のグランプリ制覇をもたらした。
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