レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ダニエル・リカルドはマックス・フェルスタッペンとの戦いから逃げ出してチームを去ったと語る。レッドブル・レーシングで5シーズンを戦って7勝を挙げたダニエル・リカルドは、昨年8月にルノーへの電撃移籍を発表。世界中のファンや関係者を驚かせた。
ダニエル・リカルドは、レッドブル・レーシングがホンダのF1エンジンに変更すること、バクーでのマックス・フェルスタッペンとのクラッシュの処理に不満を抱いて、新しいチャレンジを望んだと語っている。しかし、クリスチャン・ホーナーは、ダニエル・リカルドはF1の新星であるマックス・フェルスタッペンと対峙することを恐れたと考えている。「リカルドがキャリアで正しい選択をしたと思うか? 私の仮定だが、彼はフェルスタッペンとの戦いから逃げ出したのだ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。ダニエル・リカルドは、レッドブルやマックス・フェルスタッペンに対する露骨な皮肉は避けているが、ルノーでニコ・ヒュルケンベルグほど成熟したチームメイトを持てることに満足していると語ってそれを暗示した。「正直、再びチームに若いドライバーが入ってきても僕は満足だ。しばらくそうだったけどね。過去数年は僕が年上だった」「ヒュルケンベルグは何年もF1を戦っているし、それが助けになると思う・・・誰かのように我を忘れるようなリスクは少ない」