レッドブルのダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンは、F1イタリアGPにむけてパワーユニットのエレメントを交換。決勝でグリッド降格ペナルティを科せられる。レッドブルは、ルノーエンジンが苦戦を強いられるモンツァで新たなパーツを投入し、2週間後の次戦F1シンガポールのためにフレッシュなルノーのアップデート版パワーユニットをプールする戦略を選んだ。
F1イタリアGPの金曜日のフリー走行1回目とフリー走行2回目の間にFIAスチュワードはレッドブル勢のパワーユニット交換の詳細を発表。マックス・フェルスタッペンは5基目のICE(内燃機関)とMGU-Hを投入して15グリッド降格、ダニエル・リカルドは5基目のICEとMGU-H、6基目のターボチャージャーを投入して20グリッド降格となる。F1イタリアGPには、他にもマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが7基目のICE、7基目のMGU-K、9基目のターボチャージャーとMGU-H、6基目のエネルギーストア、5基目のコントロールエレクトロニクスを投入して35グリッド降格、トロ・ロッソのカルロス・サインツは5基目のMGU-Hを投入して5グリッド降格処分を受けることが確定している。