レッドブルは、F1ブラジルGPの決勝レースで、マックス・フェルスタッペンが3位、ダニエル・リカルドが8位だった。マックス・フェルスタッペン (3位)「今日は『エキサイティング』の一言に尽きると思う。ターン3のアウトサイドからニコをオーバーテイクのは本当に楽しかった。あそこでは少しグリップが多かったように思う」
「そのあとはルイスを追いかけていったけど、最終セクターでかなり危ない場面があったし、ガードレールにぶつからなかったのは本当にラッキーだった。恐ろしい目に遭ったあとでも、僕のペースはまだよかったので2位を守ることができた。そのあと、リアがグリップを失い始めて、ダニエルがインターミディエイトに交換して速そうだと聞かされたので、僕もそのプランに従った。1周くらいは本当によかったけど、そのあと雨が激しくなって、最終セクターではまったくグリップしなかった。そのまま走り続けることはできなかったので、またピットに戻ってウェットタイヤに交換しなければならなかった。そこからのレースは本当に楽しかったし、アウトサイドからたくさんオーバーテイクした。他のマシンの後ろにいると、水しぶきがあまりに多いので、別のラインを見つけなければならなかった。残りの周回ではかなりのマシンを抜くことができた。エンジニアが無線で話しかけてきたとき、観客が大騒ぎしているのが聞こえた。僕を応援してくれたブラジルのファンにとても感謝している。最終的にフィニッシュラインを越えたときは、優勝したような気分だった。バルセロナのレースのときと同じくらい素晴らしかった」ダニエル・リカルド (8位)「フラストレーションが溜まるレースだったし、戦略面でラッキーだったようには全く感じなかった。タイヤを交換するたびに、セーフティカーが出動したり赤旗が出たりした。順位を落としたけど、もちろん、何が起きるかは予想できないし、ちょっと劣勢に立たされたように感じた。でも、今日本当に難しかったのは視界だった。バイザーが曇り続けて大変だった。バイザーを開けて拭き取ろうとしたけど、こんなことは初めてだし、それに妨げられた。クルマは8位よりずっとよかったし、トラックがクリアであればスピードはよかったので残念だ。トリッキーだった。例えばキミが僕の前でクラッシュしたのが見えなかった。ピットに戻るまで気づかなかったし、リプレイを見て彼がクラッシュしたのを知った。その観点からすると、赤旗を出したのは適切な判断だった。レースをして、完走できたこと、それに何台かクラッシュしたにもかかわらず、全員が無事だったことのはよかった。長い午後を我慢してくれたファンに感謝したい」関連:F1ブラジルGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースを制す