レッドブルは、ハローの代替案として“バットモービル風”のクローズドコックピットを4月にテストするという。バルセロナテスト3日目、フェラーリが突如、独自に設計した“ハロー”コンセプトの可視性をテストして話題を呼んだ。しかし、レッドブルは、ドライバーの前に中心柱のないオープントップのアクリルシールドを基本としてデザインプロジェクトを平行して進めている。
レッドブルのデザインは、コックピット正面の両側に小さな柱があるという。レッドブルは、来月にも“バットモビル風”と形容されるそのコンセプトをショーカーでテストするという。レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「我々はショーカーでそれを走らせたいと思っている。グランプリ週末ではないが、テスト環境になるだろう」と述べた。「よりキャノピーに近い。トップは空いているがね。事実上、大きなフロントガラスのようなものだ」「よりエレガンドで、もっと良い可視性を提供すると思う。FIAがそれをどう考えるか見てみよう」スクリーンで覆うこっとはデブリや液体に不利なのではないかと尋ねられたクリスチャン・ホーナーは「スポーツカーのよな他のフォーミュラではきちんとスクリーンに対処しているようだし、大きな問題ではないはずだ」と述べた。クリスチャン・ホーナーは、フェラーリがテストした“ハロー”はドライバーの可視性を制限すると感じており、賛成ではないと述べた。「個人的にはあまり好きではない。ドライバーの安全性が最も需要であることは理解しているが、やや自分は60年間そこにあったオープンホイール・レーシングの純正主義者だと思う。そこには関連した危険がある」「もちろん、我々はそれを軽減できるようにあらゆる手を尽くさなければならない。だが、目にしたハローコンセプトの保護ではフェリペ・マッサを助けなかっただろうし、残念ながら、ジュール・ビアンキを助けなかっただろう」「我々はもう少しエレガントなソリューションでキャノピーを提案した。しかし、再びオープンコックピットのモーターレースから離れている」「ドライバーとして、クルマに乗る際にはそれらのリスクの要素を受け入れなければならない。私がF3000でレースをしていたとき、そのようなリスクがあることはわかっていた。それはチャレンジの一部だ」「もちろん、我々は責任を取らなければならないし、解決策を探さなければならない。それを探すのは適切な理由ではあるが、私はソリューションとしてのハローの大ファンではない」「可視性の問題がある。モナコの頂点やオースティンのターン1の丘の上などでね。可視性はどうなる?」
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