セバスチャン・ベッテルがチームメイトのダニエル・リカルドに対して苦戦しているのは、RB10を十分に快適に感じていないことが原因のようだ。F1中国GPで、セバスチャン・ベッテルは2戦連続でチームメイトを前に出すように指示され、それを渋った。レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、セバスチャン・ベッテルがRB10に問題を抱えていることを明かした。
「セバスチャンは現時点でクルマに求めているフィーリングを得られておらず、タフな時間を過ごしている」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「彼はセットアップの特定の側面に物凄く敏感だ。彼はクルマから望んだようなフィードバックを得られていない」「そこがコンパウンドに影響を与え、タイヤによりダメージを与えている。セブにとっては非常に珍しいことだ「ピレリが導入されて以降見てきたが、彼が平均よりも早くタイヤの寿命が尽きてしまうのはかなり珍しいことだ」「ちょうど今が彼の問題の最高点だと思う。だが、うまく働かせることができれば、すぐにドンと戻ってくるだろう」クリスチャン・ホーナーは、F1中国GPでのダニエル・リカルドの週末は素晴らしかったと付け加えた。「ダニエルのパフォーマンスは物凄かった」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「彼は週末ずっと非常に印象的だった」「彼は今年の4戦全てで本当に際立っていた。彼は途方もない仕事をしている」「彼は自信を高めているし、クルマのなかで非常に落ち着いている。彼のフィードバックは並外れている。無線で話すとき、彼は道端のコーヒーショップにいるようだ」「彼は自分のやっていることを楽しんでいる。彼はグランプリドライバーであることを楽しんでいるし、彼はチームのために運転することを楽しんでいる」