レッドブルは、今週末のF1日本GPのために独自に食材を発送している。日本は、3月の東日本大震災によって原発事故の被害を受けているが、今年の日本GPではセバスチャン・ベッテルが2011年のタイトルを獲得する可能性が高い。Bild am Sonntag は、レッドブルは放射能を懸念しており、80名のレースチーム用の食糧の準備で通常のルーチンを変更したと報じている。
通常、肉や野菜、果物などの傷みやすい食材は地元で購入するが、レッドブルだけでなく他チームも、鈴鹿のためにヨーロッパから食材を持ち込むという。同誌は、チーム代表クリスチャン・ホーナーも今週末は外食しないようにスタッフに指示したと報じている。先週末、福島原子力発電所から130km離れたもてぎでMotoGPのレースが開催された。スペイン人ライダーのホルヘ・ロレンソは、シャワーを使わず、石鹸とボトル・ウォーターで体を洗ったことを明かし、ダニ・ペトロサは、衣服を欧州に持ち帰らず廃棄したと述べた。トロ・ロッソのF1ドライバーであるハイメ・アルグエルスアリは 「状況は完全に落ち着いているし、福島からは遠く離れている。何の心配もしていない」と Marca に述べている。
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