室屋義秀が、2017年のレッドブル・エアレース・ワールドシリーズでワールドチャンピオンを獲得した。大混戦の2017年 レッドブル・エアレース・ワールドシリーズは、最終戦インディアナポリスを前にマルティン・ソンカ、室屋義秀、ピート・マクロード、カービー・チャンブリスの4人にワールドチャンピオンの可能性が残された。
室屋義秀は、今季3勝を挙げており、ランキング首位のマルティン・ソンカに4ポイント差の総合2位で最終戦を迎えた。タイトル獲得の条件は、室屋義秀が優勝し、マルティン・ソンカが3位以下だった。予選では室屋義秀はレーストラック攻略に苦しみ、2秒ペナルティを受けて11位に終わった。この結果、室屋は決勝レース日のラウンド・オブ・14でソンカと対戦することが決定。いきなり大一番を迎えることになった。室屋義秀は、ラウンド・オブ・14で1:06.134秒(+2秒)を記録し、マルティン・ソンカに勝利。ラウンド・オブ・8で1:04.557秒(ノーペナルティ)を記録し、ミカエル・ブラジョーに勝利。そして、迎えたファイナル4。室屋義秀はトラックレコードとなる1:03.026というタイムを記録して見事優勝。マルティン・ソンカが4位に終わったことで、2017年のチャンピン獲得が決まった。参戦6年目の室屋義秀は、初のタイトルを獲得。日本人、アジア人として初のチャンピオンとなる。今季の成績は74ポイント(優勝4回・3位1回・6位1回・13位2回)。#レッドブルエアレース @Yoshi_MUROYA 見事総合優勝決定!!本当におめでとう! #airrace pic.twitter.com/DGZsoiTSl8— Red Bull Air Race (@Redbullairrace) 2017年10月15日
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