レーシングブルズは、イタリア・ファエンツァの本拠地において最先端のコージェネレーション型燃料電池プラントの正式稼働を発表した。モータースポーツにおける持続可能な技術革新の大きな節目となるプロジェクトだ。この先進的プロジェクトは、公式サプライヤーであるセフラとの協力のもと開発され、レッドブル、F1、そしてFIAの持続可能性目標と完全に整合する形で実現した。スポーツにおける卓越性と環境責任、そして長期的な経済的価値を結びつける先端技術への重要な投資と位置付けられている。
新施設は、本拠地に隣接する14,500平方メートルの「レーシングブルズ・グリーンエナジーパーク」内に設置された。最先端の太陽光発電設備と、セフラの「ノヴァ・ソリューション」による固体酸化物形燃料電池(SOFC)を統合している。燃料電池は、地元パートナーから供給される認証バイオメタンによって直接稼働する。この相乗効果により、ファエンツァ拠点のエネルギー供給は信頼性と自立性を確保。さらに、持続可能な都市とコミュニティのESGアジェンダに沿い、地域の技術力やパートナーシップの発展も後押ししている。この高性能燃料電池は、年間平均4.6GWhのゼロカーボン電力を生産する能力を持つ。熱回収システムにより効率はさらに向上し、施設全体の暖房需要を完全にカバー。水を使用しない運転方式によって貴重な資源を保全し、環境負荷を最小限に抑えている。その結果、このプラントは排出量を大幅に削減し、騒音公害も排除。エネルギー効率の新たな基準を打ち立てる存在となっている。「我々の事業活動における環境負荷を最小化し、真のエネルギー自立を実現する取り組みを強調できることを嬉しく思う」と、レーシングブルズの施設管理およびHSEディレクターであるエンリコ・ファステッリは語った。「地元サプライヤーとの強固なパートナーシップを構築することで、排出量削減だけでなく、地域社会におけるイノベーションと成長も促進している。地域との相乗効果を最大限に活用することで、関係者すべてに利益をもたらすスキルと協力体制の発展を育んでいる」1932年にイモラで創業したセフラの社長、ジャンマリア・バルドゥッチも次のように述べた。「セフラは1932年、進歩に奉仕するエンジニアリングの卓越性という明確な使命のもと、イモラで創業した」「本日、ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズとのパートナーシップ開始からちょうど1年を迎え、持続可能性の未来へとそのビジョンを投影する節目を祝っている。我々はすでに稼働し、完全に運用されているノヴァ・ソリューション・プラントを正式に始動させた。数々の実績で築いてきた歴史に、新たな章が加わったことを大きな誇りに思う。イタリアの技術革新が、このように名高いパートナーのエネルギー自立を保証しているのだ」また、セフラのエネルギー部門セールスディレクター、マリオ・ガルガーノは次のように語った。「ファエンツァの燃料電池プラントは、技術革新と環境責任が融合したときに何が実現できるかを示す証だ」「このプラントは市場でも唯一無二の存在であり、近隣のカヴィーロ工場で生産されたバイオメタンを直接燃料とする550kWの燃料電池を備え、環境への排出はゼロだ。この施設は革新的技術を可能にするだけでなく、地域レベルで企業が協力し合う好例でもある。セフラはこのようなプロジェクトに積極的に参加できることを誇りに思う」