レーシングブルズは、元レッドブルおよびアストンマーティンのエンジニアであるダン・ファロウズを、2026年F1シーズンに向けたテクニカルディレクターとして迎え入れた。ファロウズは2024年にアストンマーティンを離れており、今回がF1の現場への復帰となる。ファロウズは、レーシングブルズの最高技術責任者であるティム・ゴスの下で、設計、空力、パフォーマンスを横断するチーム全体の技術的方向性を統括する役割を担う。チームは声明で、彼が「チーム全体の技術的な方向性に責任を持つ」と説明している。
「このチームにとってエキサイティングな時期にVCARBに加われることをとても嬉しく思っている」とファロウズは語った。「明確なビジョンと強い技術的な野心があり、ティムやエンジニアリンググループ全体と緊密に協力しながら、パフォーマンスを前進させ、将来に向けてチーム作りを続けていくことを楽しみにしている」チーム代表のアラン・パーメインも、その経験値を高く評価している。「ダンは非常に豊富な経験を持っており、その技術的理解力とリーダーシップは、我々が競争力を高めていく上で大きな財産になる。彼をVCARBに迎えられることを嬉しく思っている」ファロウズは2006年から2021年まで姉妹チームのレッドブル・レーシングで空力部門に在籍し、チームリーダー、チーフエンジニアを歴任した。それ以前には、フォード傘下だったジャガー時代の2001年から2004年にかけて、シニア・エアロダイナミシストを務めている。2022年にはアストンマーティンF1チームにヘッドハンティングされ、契約を巡ってレッドブルとの間で紛争も生じたが、最終的にはローレンス・ストロール体制下のテクニカルディレクターとして就任した。しかし、在任期間は3年未満にとどまり、2024年後半にチームを去ることになった。当時、パフォーマンスディレクターのトム・マカローは次のように説明している。「今年のチームのパフォーマンスは、我々全員が望んでいたレベルには届かなかった。そこは達成できていなかったし、それがチームとして下した判断だ」「彼がここに来てから2〜3年、ずっと隣で一緒に仕事をしてきたが、2022年、2023年のマシン開発には非常に大きな影響を与えてくれた。正直に言って、彼は多くのものをチームにもたらしてくれた」「ただ、2024年に関しては、我々自身が期待していたレベルの結果をコース上で出せなかった。マシン開発は難しく、結局のところこれはパフォーマンスの世界だ。チームは変更を決断した」アストンマーティンを離れた後、ファロウズは2025年6月に自身の会社「ハイパフォーマント」を設立。「F1で培った幅広い専門知識を、高性能エンジニアリングおよびビジネス開発プロジェクトに応用する」と説明していたが、今回レーシングブルズで再びF1の第一線に立つことになった。
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