ビザ・キャッシュアップRBのレーシングディレクターを務めるアラン・パーメインが、角田裕毅とダニエル・リカルドが今季初めて揃ってQ3進出を果たした2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGPの予選を振り返った。角田裕毅は、予選Q2に1セットのタイヤで1分15秒358をマークして一時2番手に名前が刻まれた。その後、タイヤを温存して3番手でQ3進出を果たした角田は、新品のソフトタイヤを2セット残していたことから、さらなる躍進が期待された。
しかし、Q3では、Q2のベストタイムを上回ることができず、1分15秒465で7番手。それでもルイス・ハミルトン(メルセデス)を上回って見せた。「とても良い一日だった。裕毅はQ3よりQ2のほうが速かったから、少し悔しい思いでセッションを終えたと思う」とアラン・パーメインはコメント。また、今大会ではダニエル・リカルドも今季初となるQ3進出を果たして9番グリッドを獲得。ホームレースのRBにとっては2台ともトップ10内でスタートするダブル入賞の絶好の機会となる。「それでも、2台ともQ3に進出できるマシンを提供できたのは、ここと両拠点のみんなの努力の賜物だ。ダニエルにとっては今季初のQ3であり、これがさらに多くのQ3の最初であると確信している」「明日は何をするかについて賢明なプランがある。最も近いライバルの前にいるし、明日の目標はもちろん、2台ともポイント圏内に入れてチャンピオンシップのポジションを固めることだ」
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