ビザ・キャッシュアップRBのレーシングディレクターを務めるアラン・パーメインが、2024年F1第5戦中国GPのスプリントと予選を振り返り、突然、不振に陥った角田裕毅のマシンには何も問題点は見つかっていないと語った。RBの両ドライバーはスプリントで比較的クリーンなダッシュを見せた。おそらくダニエル・リカルドはその心強いパフォーマンスに最も元気づけられたことだろう。
予選でもその好調は続き、12番手タイムをマークし、今季初めてチームメイトの角田裕毅を上回り、今週末は一発のパフォーマンスで2勝0敗とした。新シャシーを投入し、プレッシャーが高まるなか、これはリカルドにとって必要なことだが、明日、予選での順位をポイントにつなげられるかどうかはまだわからない。「昨日の予選が悪かったのでスタートポジションは低かったが、スプリントでは2台とも3つ順位を上げることができた」とアラン・パーメインはコメント。一方、角田裕毅は突然の不振に陥っている。金曜日のフリー走行からバランスとグリップ不足を訴えていた角田は、スプリント後のマシン調整でも改善できず、予選ではQ1で敗退して最後列19番グリッドからのスタートが決定。「ラップ自体は満足しているが、それが結果に反映されていない」と行き詰まりを見せている。だが、アラン・パーメインは角田裕毅のマシンに問題は見つかっていないと語る。「メインレースの予選では、ダニエルがいい仕事をしてくれて、もう少しで最終セッションに進むところだった」「裕毅については、まだ苦労しているし、彼のクルマに何が起こっているのかわからない。今夜は本当によく見てみるつもりだ。ウイークを通じてデータを見てきたが、まだ彼のクルマに悪いところや問題は見つかっていないので、引き続き調査を続け、彼のためにできる限りの最善の仕事をするつもりだ」「明日は両ドライバーが順位を上げてくれると確信しているし、ポイント圏内を目指してプッシュしていく」
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