キミ・ライコネンは、F1シンガポールGPの決勝レースでのダニール・クビアトとの接触を釈明。視界に入ったときには反応するには手遅れだったと語った。12位を賭けてキミ・ライコネンとバトルを展開していたダニール・クビアトは、残り12周目の1コーナーでイン側からオーバーテイクを試みた。しかし、両者は接触してキミ・ライコネンはフロントサスペンションを壊してリタイア。ダニール・クビアトは15位でレースをフィニッシュすることになった。
レース後、ダニール・クビアトは「守るなら、守る。ドアを開けるなら、開けてほしいね」とキミ・ライコネンを不販。「彼は...自滅した。それに彼も滅ぼそうとした」しかし、キミ・ライコネンはダニール・クビアトが見えたときにはもう手遅れだったと語る。「期待していたレースの結末とはほど遠いけど、仕方がない」とキミ・ライコネンはコメント。「僕のタイヤは劣化していたけど、最初のリスタートの後ではポジションを守れることができた。2回目のリスタートではタイヤが冷え切ってしまいポジションを3つ失った。それからは苦戦した」「ダニール・クビアトとの事故で僕のレースは終わってしまったけど、どのみちたいした結果にはならなかった」「ストレートで見たときには彼はかなり後ろにいたし、ターンインしようとしたときに彼が視界の片隅に入ったけど、反応するには手遅れだった」