キミ・ライコネンは、F1スペインGPでマックス・フェルスタッペンに勝利を許しはしたものの、全体的なチームパフォーマンスに関してはフェラーリがレッドブルの前にいると主張する。「前回のレースではメルセデスに起こったことが僕たちにチャンスを与えてくれたのは明らかだし、僕たちは2位と3位という成績を残すことができた」とキミ・ライコネンはコメント。
「僕たちがウィナーになれたら良かったけど、それは起こらなかった。バルセロナではチャンスがあったけど、多くの理由でそれを手にすることができなかった。でも、レッドブルが突然僕たちの前に出たとは思わない。確かに前回のレースではそうなった。でも、それは僕たちがレッドブルの後ろにいるということを意味するわけではない。バルセロナでは、彼らの1台が僕たちの前にいたけど、チームとしては僕たちが彼らの前にいるのは間違いないと思う」「僕たちがウィナーになりたいのは確かだし、それは常に目標だ。去年もそれが目標だったし、その前年もね。僕たちは一所懸命に作業を続けている。自分たちにやれることをね。でも、それには時間がかかるし、一晩で起こるものではない。少し忍耐が必要だ」「去年の序盤のレースでは勝ったけど、今年は悪くなっているという意味ではない。いくつか問題があったし、2台が何回かリタイアしている。もちろん、それは助けにならない。それはゲームの一部だし、僕たちはプッシュして、前に進もうとしている」「もっとうまくやれた部分があるのは確かだし、ポイントを犠牲する問題があった。それにメルセデスはとても強い。彼らを倒すためには彼らよりも強くなる必要があるし、全ての予選セッションとレースでクルマの最大限を引き出すことができれば、彼らにかなり近づけると思うし、彼らを倒せると思う」「予定通りにはいかなかったけど、1年前よりも悪くなっているというわけではない。僕たちが大きく改善しているのは確かだし、僕たちには力強いパッケージがある。でも、僕たちが望んでいる結果は達成できていない」「僕たちが悪い仕事をしてきたとは思っていない。もっと良い仕事ができたのは確かだけど、僕たちは1年前よりも力強いポジションにいる」「結果という点では、そうは見えないかもしれないけど、必ずしもそれが全てを意味するわけではない。それに僕たちにより適していて、僕たちが戦っている人たちにとってはあまり良くないサーキットがあるので、優勝を目指せると思う」フェラーリは2001年以来モナコで勝っておらず、キミ・ライコネンはモナコがフェラーリに優位な場所かどうかについては触れなかった。「いろいろな点で特別な場所だ。モナコはとてもタイトだし、予選がとても重要だ」とキミ・ライコネンはコメント。「とても狭いサーキットなので、ここはちょっとトリッキーだし、トラフィックに当たってしまう可能性が高い」「異なるサーキットだけど、僕たちにとってはチームとして他の全てのレース週末と同じアプローチをするし、あらゆる詳細を最大化して、それを最大限に引き出していきたい。モナコだからといって全てを変更しなければならないわけではないし、完全に異なることをしなければならないわけではない。普通にレースをすると言おう」