キミ・ライコネンは、2009年開幕戦オーストラリアGPでF60をドライブするのが待ちきれないと語る。ライコネンは、今年のマシンF60がはるかに彼のドライビングスタイルにあっていることを明らかにした。「テストの数は制限されたけど、完全に新しいマシンで作業することは楽しかった。F60は昨年のマシンより好みだね。ドライブするのが楽しいし、数年前に慣れていたマシンを思い出させる」
「ブラジルでの最後のレース以来、本当に長い時間が過ぎたように思うし、マシンの全ての変化を考えている。開発がどのように進化していくかを見るのは本当に面白い」「昨年よりたくさん空力ダウンフォースが少なくなったので、高速コーナーでは遅くなるかもしれないけど、低速コーナーではスリックタイヤのおかげでマシンはずっとグリップがあるね」「KERSはとても興味深いものだし、使いやすいね。よりオーバーテイクが簡単になることを期待している。最初のテストから明らかにチーム全体がKERSの働きに驚いていた。現在、みんながオーバーテイクが増えることを期待しているけど、何が起こるか、ローダウンフォースがスリップストリームに入ったとき助けになるかを言うのはまだ少し早過ぎる」「今年の多くのルール変更を考えると予想するのは難しい」「フェラーリはテストの間とても競争力があった。でも、メルボルンで僕たちみんなが同時に同じ燃料でレースをするときにF60を再照合するつもりだ。そのあと僕たちがどれくらい強いかわかるだろうし、よりはっきりした状況がわかるには2〜3レース待たなければならないかもしれない」