キミ・ライコネンは、2007年のF1タイトル獲得の経験から、シーズン週末までタイトルを目指し続ける必要があると述べた。キミ・ライコネンは、フェラーリ移籍初年度の2007年に当時マクラーレンのフェルナンド・アロンソとルイス・ハミルトンと残り2戦まで争い、タイトルを獲得した。現在、2012年のタイトル争いは、セバスチャン・ベッテルとフェルナンド・アロンソの2人の大接戦にみえるが、キミ・ライコネンは、残りのレースで追いつく望みを捨ててはいない。
キミ・ライコネンは、タイトルの状況がいかに早く変化しているかを考えれば、セバスチャン・ベッテルとの48ポイント差は、不可能なハードルではないと考えている。「懸命に作業を続け、高いレベルでモチベーションを維持していかなければならない」とキミ・ライコネンはコメント。「個人的に、自分自身モチベーションはとても高いと感じている。いつものようにね。できるだけベストな結果を出したい。2007年のチャンピオンシップは最終戦まで決まらなかったので、もちろん、どんなことも可能だ。どうなるか様子を見てみよう」「目標を設定しても意味はない。力強いポイントを獲得するためにできる限り懸命に作業を続けて、そこから何が起こるか見守っていく必要がある。チャンピオンシップについては、セバスチャンとのギャップは今はかなり大きいので、彼を捕えるのはとても難しいだろうけど、僕たちはずっとプッシュを続けていく」キミ・ライコネンは、5位で終えたF1韓国GPでコアンダエキゾーストを搭載したE20を走らせており、F1インドGPでは更なる開発が予定されている。ロータスは、夏休み後に望み通りの結果を獲得することができていないが、キミ・ライコネンは韓国での進歩に励まされていると語る。「5位は僕たちの実力だったと思う。順位を上げられるポジションにいたときもあったけど、異なる理由でそれができなかった。でも、僕たちにはまだレッドブルやフェラーリに匹敵するスピードがなかった」「レース終盤はほぼ1人でレースをしていたけど、ポジションを維持するためにプッシュし続けなければならなかったし、簡単なことではなかった。素晴らしいレースだったとは言えないけど、それでも最終的にチャンピオンシップのためにポイントを獲得することができたので、それほど悪くはなかった」
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