ポルシェは、新型パナメーラを発表。パナメーラ4Sおよびパナメーラターボの予約受注を7月28日(木)より全国のポルシェ正規販売店にて開始する。新しいパナメーラは二つの相反する要素、スポーツカーのパフォーマンスとラグジュアリーサルーンの快適性、をこれまでにないほど高い次元で融合している。
「我々は2009年、パナメーラと共にラグジュアリースポーツサルーンという新たなセグメントを切り開きました。以来、15万台以上のパナメーラが販売されています。新しいエンジンとデザイン、最新のテクノロジーを得て、ニューパナメーラは完全に生まれ変わったと言えるでしょう。ニューパナメーラを生産するライプツィヒ工場には5億ユーロを投資し、ボディ生産設備を一新しました」とオリバー・ブルーメ社長は述べた。新型パナメーラのデザインはダイナミックなフライラインによりスポーツカーのアイコンである911とのつながりを生み出している。スタイル ポルシェのトップであるマイケル・マウアーは「クーペの様なルーフラインはよりダイナミックになりました。新たなサイドウィンドウを含む要素はサイドビューをクーぺに近づけ、より「スピード」を感じさせるデザインになりました」とコメントしています。ポルシェはニューパナメーラのデザインを「一目でパナメーラと分かること。そして、これまでパナメーラが持っていた特徴をさらに強化し、ウィークポイントであった点はすべて解消したもの」と表現していた。新型パナメーラに搭載される新しいツインターボエンジンは、よりパワフルになった。また新しい8速ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK II)は16%の燃費向上に寄与している。11月のヨーロッパを皮切りに世界各国のマーケットに導入されるのは4WDのモデル。パナメーラ ターボのV8ガソリンエンジンは最高出力404 kW/550 PS、パナメーラ4SのV6ガソリンエンジンは最高出力324 kW/440 PS。更なる快適性とスポーツ性能を追求した新型パナメーラは、リアアクスルステア、アクティブロールコンペンセーション、3チャンバーエアサスペンション、4Dシャシーコントロール システムなどを装備している。これらの新しいシステムはパナメーラの快適性と安全性を大きく向上させる。新型パナメーラとともに、未来志向のディスプレイとコントロールコンセプトも新たに市場へ導入される。ポルシェ・アドバンストコックピットは、スマートフォンの様な操作性と視認性に優れたLEDスクリーンにより、直感的な操作が可能となった。新しいポルシェ コミュニケーション マネージメント システム(PCM)はインテリジェントな機能とオンラインサービスを提供する。パナメーラでの採用により、全てのポルシェにおいてポルシェ コネクトがオーダー可能となった。ポルシェ コネクトはデジタルサービスやスマートフォンを通じてのリモートコントロールによりクルマが持つ機能を拡張するだけでなく、効率的な運転にも役立つ。新型ポルシェ パナメーラ4S、パナメーラターボ 希望小売価格パナメーラ4S (8速PDK/右):¥15,910,000パナメーラターボ (8速PDK 右 / *左):¥23,270,000*パナメーラターボ左ハンドル車の予約受注は期間限定