ピレリは6月17日(水)、バルセロナ・カタルーニャ・サーキットで2027年仕様スリックタイヤの開発テストを実施した。初日のテストにはフェラーリ、アストンマーティン、キャデラックの3チームが参加した。高温コンディションの中で各チームは新タイヤの構造や性能を評価。フェラーリのシャルル・ルクレールが134周を走破したほか、アストンマーティンのジャック・クロフォード、キャデラックの周冠宇も開発プログラムに取り組んだ。
2027年タイヤ開発へ向けた重要な実走テスト今回のテストは2027年シーズンに向けたスリックタイヤ開発を目的として実施されたものだ。午前中はC2コンパウンドを使用し、異なる構造仕様のタイヤを比較する8周のパフォーマンスランを実施。午後は選別された有力候補を用いてロングラン評価が行われた。当日の路面温度は最高57℃、気温は34℃まで上昇し、タイヤにとって厳しい条件下でデータ収集が進められた。シャルル・ルクレールが134周を走行フェラーリではシャルル・ルクレールがテストを担当し、134周・624kmを走破。ベストタイムは1分16秒619を記録した。アストンマーティンではF2ドライバーのジャック・クロフォードがステアリングを握り、146周・680kmを走行。ベストタイムは1分23秒709だった。一方、キャデラックでは周冠宇が走行を担当したが、技術的なトラブルの影響で54周・251kmの走行にとどまった。ベストタイムは1分21秒543を記録している。2日目はアーサー・ルクレールがフェラーリを担当テストは18日(木)も継続される。2日目はフェラーリとキャデラックの2チームのみが参加予定。キャデラックでは周冠宇が引き続きステアリングを握り、フェラーリではシャルル・ルクレールに代わって弟のアーサー・ルクレールが走行を担当する。2027年の新レギュレーション導入に向け、ピレリは各チームの協力を得ながらタイヤ開発を進めており、今回のテストもその重要なプロセスのひとつとなっている。Zhou’s first laps logged in the MAC-26 pic.twitter.com/ILrIbHTGK3— Cadillac Formula 1 Team (@Cadillac_F1) June 16, 2026 【関連】・角田裕毅 レッドブルF1のTPCで2レース分を走破「まるで離れていなかったかのよう」