F1は、全チームが2020年型のF1タイヤの導入を拒否したことにより、2020年シーズンも2019年型のF1タイヤを引き続き使用することが決定した。2020年型のF1タイヤで、デグラデーションを抑え、先行マシンで生成されたダーティエアーを走行中もより広いワーキングレンジと低いオーバーヒートを実現するように設計された。
11月のF1アメリカGPの金曜日とシーズン終了後にヤス・マリーナ・サーキットで実施した2日間のポストシーズンテストで2020年のプロトタイプタイヤを供給したが、チームとドライバーからは不評だった。低い気温のF1アメリカGPでのテストの後、ピレリはより代表的なアブダビテストで良い見通しを提供できることを望んでいたが、ドライバーの評価は低かった。FIA(国際自動車連盟)は声明を声明を発表。ピレリが年間を通して開発してきた2020年型のF1タイヤに切り替えるのではなく、全10チームが満場一致で2019年型のF1タイヤを継続使用することを発表した。「FIAは、2020年シーズンとそれ以降のタイヤを改善するためにピレリと全チームによる作業と協力に感謝している」とFIAは声明で述べた。「いずれしろ、学んだ教訓は将来のタイヤのさらなる改善のために非常に貴重なものとなるだろう」F1は2021年から新しい18インチタイヤを導入することになっており、2020年は13インチタイヤでの最後のシーズンとなる。
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